富士通LIFEBOOK TH90/T(WT1/T)レビュー

富士通春モデル新製品説明会でLIFEBOOK TH90/T(WebモデルWT1/T)に触ることができたので詳しくレビューしたいと思います。

TH90/Tの最大の特徴は、液晶を180度回転できる点。液晶を反転させることで、ノートPCとしてもタブレットPCとしても使える2-in-1ノートです。

こんな風に回転させることが可能。回転するのにそれほど力はいりません。

液晶を反転させることで、タブレットPCとして使用することができます。液晶の大きさは13.3インチ。重量は約1.59kgあるので、片手でも持つのはちょっとつらいかも。机の上や膝の上で使用するのが現実的です。

このTH90/Tの液晶には高精細なIGZOパネルを採用。最大解像度は2560×1440ドット。13.3インチのコンパクト液晶ながら、非常に広い表示領域を確保できます。

触っていておもしろいな、と思ったのが、液晶を反転させてタブレットPCの状態にすると、少しずれができる点。

この部分に音量調整ボタンが配置されています。

たしかにタブレットPCを使用しているとき、音量を調整したいけれど、ボタンは側面にあって、すぐに見つけられないときがありますよね。この位置にあれば、すぐに調整できるので、イライラしなくてもすみそう。

液晶を反転させて、立てた状態にすることも可能。新幹線や飛行機など、前に机がある状態でタッチ操作するときに便利です。

【TH90/Tのスペック】

(*括弧内は直販モデルでカスタマイズ可能な項目)

CPUは第5世代Core i5プロセッサを搭載。メモリは8GBで500GB HDDを搭載。パフォーマンス面で不足はないですね。なお、光学ドライブは搭載していません。

カラーバリエーションはシルバーのみ。天板にはつや消し素材が用いられており、非常に高い質感を実現しています。

持っていても手触りがいいですね。

底面部もシルバーで統一。

本体の薄さは17.1～19.3mm。凸凹のないフラットなデザインになっており、シャープな印象を与えます。これだけスリムだと持ちやすいですね。

液晶を開いたところ。非常にスリムなのがわかります。

重量は約1.59kg。外へも気軽に持ち出せる重さです。

担当者の方がTH90/Tを持っているところ。大きさがよくわかると思います。

液晶は光沢パネルを採用。IGZOパネル搭載なので、精細感が高いうえ、発色が素晴らしく、視野角も広くなっています。

タッチパネルを搭載しており、タッチの操作感はすごくいいですね。

キーボード部分。

変則的なキー配置もなく、すごく使いやすいですね。

キーストロークもしっかり確保されています。

実際に、入力してみましたが、窮屈さは感じませんでした。

タッチパッドも十分な大きさを確保。

パームレスト部分にはヘアライン加工が施されており、長時間作業していてもあまりべとつかないと思います。

右側面部。

左から順に、ヘッドホン端子、USB3.0端子、HDMI端子、電源ボタン、有線LAN端子が配置されています。

左側面部。

写真左からUSB 3.0端子、カードリーダーが配置されています。

以上、LIFEBOOK TH90/Tに触ってみた感想でした。まとめると次のとおり。

LIFEBOOK TH90/Tの特徴

• 液晶を180度左右に回転でき、液晶を反転させることで、タブレットPC、ノートPCとして使用することが可能
• IGZOパネルを採用しており、高精細な表示が可能なほか、視野角が広い
• 第5世代インテルCoreプロセッサファミリを搭載しており、高いパフォーマンスを発揮できる
• 重量約1.59kgなので外に持ち出して使うことが可能

TH90/Tは、ニーズに合わせてノートPCとしても、タブレットPCとしても使える高性能コンパクトノート。気軽に外に持ち出せるので、どこででも妥協のないパフォーマンスを発揮したい人にオススメです。液晶もキレイなので動画を堪能した人もお勧めしたいですね。