富士通2025年冬モデルWUシリーズ(WU5-K3・WU4-K3・WU7-K3・WU2-K3・WU3-K3)の違いについて解説

今回取り上げるのは富士通2025年冬モデルFMV WUシリーズの1kgを切る超軽量14インチモバイルPC。

【プロモーション：富士通クライアントコンピューティング(株)】

直販モデルとして5つのモデル(WU5-K3・WU4-K3・WU7-K3・WU2-K3・WU3-K3)が登場しました。

多くのモデルが提供されているので、この5つのモデルの違いについて詳しく解説していきたいと思います。

富士通2025年冬モデルFMV WUシリーズ(WU5-K3・WU4-K3・WU7-K3・WU2-K3・WU3-K3)の比較動画をYouTubeにアップしています。

*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ず富士通Webサイトでご確認ください。

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富士通2025年冬モデルの直販モデルFMV WUシリーズの14インチPCとしてWU5-K3・WU4-K3・WU7-K3・WU2-K3・WU3-K3の5つのモデルが用意されています。いずれも1kgを切る軽量モバイルPCです。

(*価格は記事執筆時点)

ここに挙げた5つのモデルともCopilot+PCには準拠していません。

すべてのモデルで14インチ/縦横比16:10のパネルを採用。非光沢タイプのノングレア液晶を採用しており、最大解像度は1920×1200ドットです。

全モデルにおいてHDMI/LAN/ヘッドホン・マイク端子、microSDカードリーダー、USB Type-A×2、Type-C×2を搭載しており、軽量ボディながらも端子類は充実していると思います。

指紋認証センサーを標準で搭載。顔認証はオプションで選択できます。

なお僕が確認したところ、全モデルでACアダプタは同梱されておらず、純正ACアダプタ(推奨品)をオプションで選択する必要があるのでご注意ください

WU5-K3とWU4-K3には「FMV Zero」というブランドが付けられており、黒一色を極めたミニマルなデザインを採用しています。

両モデルともカラーリングはピクトブラックのみ。 キートップのフォント、側面部の端子類上部のイラストも目立たない仕様になっており、ブラックベースの落ち着いたデザインに仕上がっています。

CPUはWU5が消費電力重視のインテルCore Ultra 200Uシリーズを搭載。WU4が性能重視のCore Ultra 200Hシリーズを搭載。いずれもAI専用NPUを内蔵しています。

USB Type-C端子はWU5がUSB 3.2（Gen2）×2ですが、WU4ではThunderbolt対応端子を搭載しています。

WU5-K3は14インチノートPCとしては世界最軽量モデルで約634g。

世界最軽量を実現するためバッテリ容量は31Whと少なめでバッテリ駆動時間も短めです。 なので何よりも軽さを重視したい人向けかな。

WU4は、WU5の倍以上となる63Whのバッテリを搭載しているため、重量は約846gとWU5と比べて約212g重くなっています。したがって多少重くてもいいから、バッテリ駆動時間を重視したい人向けです。

価格はWU5-K3のCore Ultra 5 225U/8GBメモリ/256GB SSDの構成が158,762円(税込)。(*この記事に出てくる価格はすべて、記事執筆時点の価格です。直近の価格については、直販サイトをご参照ください)

WU4-K3のCore Ultra 5 225H/8GBメモリ/256GB SSDの構成が149,272円(税込)。CPU性能が高い/Thunderbolt対応端子搭載/バッテリ容量が多いなどの特徴があるのにWU5-K3よりも価格が安く設定されています

WU7-K3は、5G対応通信モジュール搭載モデルを選択可能。

外出先でWiFi環境がない状況でもストレス無くネットに接続したい人にオススメです。nanoSIMカード/eSIMに対応しています。

またおもしろいのが、セルフ交換式のバッテリを搭載している点。購入時に47Wh/63Whを選ぶことができます。

ドライバなどの工具は不要で、レバー操作で簡単にバッテリを脱着できるみたいです。

モバイルPCはバッテリを頻繁に利用することが多いので、バッテリを消耗してしまうケースがありますが、いちいち修理に出さなくても、自分で簡単にバッテリ交換できるは非常に便利ですね。PC自体の寿命を延ばすことができると思います。

CPUはインテルCore Ultra 200Hシリーズを搭載。NPU内蔵タイプです。

Type-C端子はThunderbolt対応です。

カラーリングはピクトブラックのみ。

重量は47Whバッテリ搭載時で約865g～、63Wh搭載時で約912g～となっており、他のモデルと比べて若干重めです。

価格はCore Ultra 5 225H/8GBメモリ/256GB SSD/47Whバッテリの構成が153,972円(税込)。バッテリ着脱式のためか、バッテリ容量の多いWU4-K3よりも価格が高めに設定されています。

ちなみに5G対応モデルにすると同じ構成が191,572円(税込)。約38,000円のアップです。

WU2-K3はピクトブラックに加え、

フロストグレー/

シルバーホワイトカラーを選択可能。ブラック以外のカラーリングを希望する人にオススメです。

CPUはインテルCore Ultra 7 155H/Core Ultra 5 125U搭載モデルを選択可能。ニーズに合わせてHシリーズ/Uシリーズを選べます。NPU内蔵です。

Type-C端子はThunderbolt対応モデルが用意されています。

バッテリ容量は31Wh/63Wh搭載モデルを選択可能。

重量は31Whバッテリ搭載時で約747g～、63Whバッテリ搭載時で約860g～となっています。

価格はCore Ultra 5 125U/8GBメモリ/256GB SSD/31Whバッテリの構成が139,872円(税込)。ここまで説明してきたモデルの中では最も安い価格設定になっています。

3つのカラーリングが選べて価格もちょっと割安、という点が魅力だと思います

WU3-K3は、今回登場した中で唯一タッチ対応パネルを選択できるモデル。なので指で直感的に操作したい人にオススメです。

CPUは旧世代の第13世代インテルCore i5プロセッサでNPUは内蔵されていない、最大メモリ容量も16GB、WiFiは6E対応、という制約がありますが、Thunderbolt対応端子/大容量の63Whのバッテリを搭載しており、最小重量は約860gと軽量です。

タッチパネルなしのCore i5/16GBメモリ/256GB SSDの構成が137,052円(税込)。

8GBメモリの在庫がなかったため16GBに設定していますが、それでも、WU2-K3の8GBメモリ構成よりも価格が安いです。

ちなみにタッチパネルありの構成だと147,392円(税込)。

スペックを絞っているところがある分、価格が安めに設定されている印象です。これだけ軽くて端子類も充実している、タッチパネルも選択できる超軽量PCがこの価格で手に入るのは結構魅力があると思いますね。

しかも本モデルもピクトブラック/フロストグレー/シルバーホワイトの3つのカラーリングから選択できます。

個人的には、超軽量モデルを検討しているが、AI処理にそれほどこだわらない、文章作成/ネット閲覧/動画再生といった一般的なタスクが処理できるレベルの性能があれば十分、価格を重視したい、ブラック以外のカラーを選びたい、という人にオススメしたいですね。

以上、富士通2025年冬モデルの14インチ軽量PC FMV WUシリーズの5モデルについて見てきました。すべて1kgを切る圧倒的な軽さを実現しています。

何よりも軽さ/機動性を重視したい、という人には世界最軽量を実現したWU5-K3。

性能面も重視したい、バッテリ容量は多い方がいい、Thunderbolt対応端子搭載モデルが良くて、ブラックをベースとした落ち着いたデザインがいいのならFMV ZeroブランドのWU4-K3。

5G対応モデルがいい、バッテリは脱着できた方がいい、というのならWU7-K3。

カラーリングが選べた方がいい、性能と価格のバランスも重視したいのならWU2-K3。

タッチパネル搭載モデルがいい、価格が安い軽量PCを探しているのならWU3-K3。

2025年冬モデルのWUシリーズには多彩なラインアップが用意されているので、是非自分のニーズに合ったモデルを探してみてください。

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