LIFEBOOK WUB/F1(WUB/H1)実機レビュー

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LIFEBOOK WUB/F1は、軽量ボディを実現した13.3インチ液晶搭載のモバイルノートPCです(店頭モデルはUHシリーズ)。コスパに優れたAMD Ryzen 4000シリーズプロセッサを搭載しています。

(*追記:後継モデルとしてLIFEBOOK WUB/H1が登場しました。ボディ/ディスプレイの大きさが同じなど、共通している部分は多いので、ここではLIFEBOOK WUB/H1に関して説明します)

LIFEBOOK WUB/F1実機レビュー

【最新モデルのスペック】

モデル WUB/H1(Ryzen 3) WUB/H1(Ryzen 5) WU2/H1 (軽量モデル)
(Core i3)
WU2/H1 (軽量モデル)
(Core i5)
ディスプレイ 13.3/縦横比16:9 (タッチパネル/ノングレア液晶 /
1920×1080ドット )
14.0/縦横比16:10 (非タッチパネル/ノングレア液晶 /
1920×1200ドット )
CPU AMD Ryzen 3 4300U AMD Ryzen 5 4500U インテルCore i3-1315U
インテルCore i5-1335U
メモリ 8GB[オンボード] 8GB [オンボード]
ストレージ 約512GB SSD (PCIe) 約512GB SSD (PCIe)
バッテリ駆動時間 約15.5時間
(50Whバッテリ搭載)
約16.8時間
(50Whバッテリ搭載)
約29.5時間(64Whバッテリ搭載時)
Office Office Home and Business 2021 (個人向け)同梱 Office Home and Business 2021 (個人向け)選択
寸法 (幅×奥行×高さ) 307×197×15.5mm 308.8×209× 15.8~17.3mm
重量 (最軽量構成の場合) 約896g~ 約758g~<25Whバッテリ搭載時>
約868g~<64Whバッテリ搭載時>
価格(税込)
94,800円 109,800円
201,700円
(Core i3+8GBメモリ+512GB SSD+Office付きモデル)
217,700円
(Core i5+8GBメモリ+512GB SSD+Office付きモデル)

LIFEBOOK WUBは、WUシリーズに属しています。現在、WUシリーズとして、AMD Ryzenプロセッサ搭載のWUBに加えて、インテルプロセッサ搭載のWU2が用意されています。上の表ではWU2/H1の軽量モデルと比較してみました。メモリ容量(8GB)/ストレージ容量(512GB)を揃えています。

最新モデル(H1)では、WUBが従来モデルと同じ縦横比16:9の13.3インチパネルを搭載していますが、WU-XとWU2は縦横比16:10の14インチパネルを搭載。見やすさを重視しています。 画面が大きくなった分、ボディも大きくなっています。

WUB/H1はOffice Home and Business 2021 (個人向け)同梱モデルのみが用意されています。Officeを外すことはできません。WU2のOfficeありモデルと比べた場合、WUB/H1の方が圧倒的に安いです。なので価格重視のモバイルPCを探しているのなら、WUB/H1はかなり魅力的だと思います。

WUBの主な特徴は次のとおり。

  • コスパに優れたAMD Ryzenプロセッサを搭載
  • 使いやすいキーボード
  • 最軽量モデルで900gを切る軽さを実現
  • 最小構成で94,800円というWUシリーズとしては圧倒的な安さを実現

【LIFEBOOK WU2/H1実機レビュー】

インテルプロセッサを搭載したWU2/H1について詳しく解説しています。詳しくは、LIFEBOOK WU2/H1レビューを参照してください。

【参考】WUB/H1動画

WUB/H1に関する動画をYouTubeにアップしています。モバイルPCのWU2/H1とHP Pavilion Aero 13と比較しています。

*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ず富士通Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です(レビュー機はWUB/F1)。

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1)軽量ボディを実現

LIFEBOOK WUBは、最小構成で1kgを切る軽さを実現。

ちなみに新しいWU2/H1、WU-X/H1では天板部のロゴが位置が左下の隅に変更されており、シンプルなデザインに仕上がっています(上の画像はWU-X/H1)。

実測値で783g。圧倒的に軽いので、持ち運びがまったく苦になりません。

脇に抱えて持つと、あまりに軽いので、本当にPCを持っているのか不安になるぐらいです。

ボディもスリムなのですごく持ちやすいですね。

それでいて最大バッテリ駆動時間は約16.8時間。一日中外出する場合でも、バッテリ残量があまり気にならないレベルの駆動時間を誇ります。

2)スペックをチェック

WUBの主なスペックは次のとおり。現在WUBシリーズとして、AMD Ryzen 4000シリーズプロセッサ搭載のWUB/H1が用意されています。ここではインテルプロセッサ搭載のWU2とWU-Xのスペックと比較しています。

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モデル WUB/H1 【参考】
WU2/H1
軽量モデル
【参考】
WU-X/H1
最軽量モデル
ディスプレイ 13.3/縦横比16:9
(タッチパネル/ノングレア液晶 /
1920×1080ドット/ 1677万色 )
14.0/縦横比16:10
(非タッチパネル/ノングレア液晶 /
1920×1200ドット/ 1677万色 )
14.0/縦横比16:10
(非タッチパネル/ノングレア液晶 /
1920×1200ドット/ 1677万色 )
CPU AMD Ryzen 5 4500U
AMD Ryzen 3 4300U
インテルCore i3-1315U
インテルCore i5-1335U
インテルCore i7-1355U
インテルCore i5-1335U
インテルCore i7-1355U
メモリ 8GB
[オンボード/交換不可]
(デュアルチャネル対応)
<Core i5/i7搭載時>
8GB/16GB/32GB
<Core i3搭載時>
4GB/8GB
[オンボード/
増設・交換不可]
(デュアルチャネル)
8GB/16GB/32GB
[すべてオンボード/
増設・交換不可]
(デュアルチャネル)
ストレージ 約512GB SSD (PCIe)
約2TB SSD(PCIe)/
約1TB SSD(PCIe)/
約512GB SSD (PCIe)/
約256GB SSD (PCIe)
約2TB SSD(PCIe)/
約1TB SSD(PCIe)/
約512GB SSD (PCIe)/
約256GB SSD (PCIe)
ワイヤレス WiFi6 WiFi6E WiFi6E
カードリーダー SD microSD microSD
端子類 USB3.2(Gen2)Type-C(USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応)×2(左側面)、
USB3.2(Gen1)Type-A×2(左側面×1(電源オフUSB充電機能付)、右側面×1)、HDMI、LAN
USB3.2(Gen2)Type-C(USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応)×2(左側面×2)、
USB3.2(Gen1) Type-A×2(左側面×1(電源オフUSB充電機能付)、右側面×1)、HDMI、LAN
USB3.2(Gen2)Type-C(USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応)×2(左側面×2)、
USB3.2(Gen1) Type-A×2(左側面×1(電源オフUSB充電機能付)、右側面×1)、HDMI、LAN
バッテリ駆動時間 AMD Ryzen 5搭載時 約16.8時間
AMD Ryzen 3搭載時 約15.5時間
25Whバッテリ搭載時 約11時間
64Whバッテリ搭載時 約29.5時間
約11時間
Office Office Home and Business 2021 (個人向け)同梱 Office Home and Business 2021 (個人向け)選択可能 Office Home and Business 2021 (個人向け)選択可能
カラー ピクトブラック ピクトブラック/
フロストグレー/
シルバーホワイト
ピクトブラック
寸法
(幅×奥行×高さ)
307×197×15.5mm 308.8×209×
15.8~17.3mm
308.8×209×
15.8~17.3mm
重量
(最軽量構成の場合)
896g~ <25Whバッテリ搭載時>
約758g~
<64Whバッテリ搭載時>
約868g~
約689g~
レビュー - WU2/H1実機レビュー
WU-X/H1実機レビュー
価格(税込) Ryzen 3/99,800円94,800円
Ryzen 5/109,800円
(いずれもOfficeあり)
(*Ryzen5モデルは販売終了)
192,800円
(インテルCore i3-1315U/8GBメモリ/512GB SSD/64Whバッテリ/Officeあり)
210,200円
(インテルCore i5-1335U/8GBメモリ/512GB SSD/64Whバッテリ/Officeあり)
211,300円
(インテルCore i5-1335U/8GBメモリ/512GB SSD/64Whバッテリ/Officeあり)

WUB/H1では選択できるスペックが限定されています。選べるのはプロセッサのみ。メモリは8GB、ストレージは256GB SSD一択です。

【CPU】
WUB/H1では、CPUにAMD Ryzen 3-4300U/Ryzen 5-4500Uプロセッサを搭載。

CPU
Ryzen 3 4300U
Ryzen 5 4500U
コアの数 4 6
スレッドの数 4 6
基本クロック 2.7GHz 2.3GHz
最大ブーストクロック 3.7GHz 4.0GHz
TDP 15W 15W

AMD Ryzen 4000シリーズは2020年に登場したCPUなので、コスパ重視のため、ちょっと古いプロセッサを搭載した可能性が高いです。最新プロセッサよりは性能が低めですが、Web閲覧/動画再生といった、あまり負荷の高くないタスクであれば、それほどストレスを感じるシーンはないと思います。

AMD Ryzen 3-4300Uプロセッサ搭載モデルよりもRyzen 5-4500Uプロセッサ搭載モデルの方が価格は1万円高く設定されています。負荷がかからないタスクがメインで価格重視ならRyzen 3-4300Uプロセッサ搭載モデル、性能は高い方がいい、今後長く使う予定なのである程度のパフォーマンスを確保しておきたいのならRyzen 5-4500Uプロセッサ搭載モデルがいいと思います。

あとバッテリ駆動時間も、Ryzen 5-4500Uプロセッサ搭載モデルの約1.3時間長くなっています。

【メモリ】
メモリは8GB搭載モデルのみを選択可能。オンボードのメモリを搭載しているため、購入後交換することは不可です。

8GBのメモリ容量があれば、ネットを見る/表計算ソフトを普通に使う/動画を再生といった一般的なタスクであれば、それほどもたつくことはないと思います。

ただし高負荷な作業を行ったり、マルチタスクを実行したりした時に処理に時間がかかることがあるので、注意してください。パフォーマンス重視なら16GBメモリを搭載できる他のモデルを選択することをオススメします。

メモリ容量  
説明
8GB  


快適
一般的なタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生)であれば、それほどストレスなく処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。
16GB 3Dゲーム、動画/画像編集といった、高い負荷のかかる処理を快適に実行したい場合には、16GB以上のメモリを積むことをオススメします。

【ストレージ】
ストレージは、HDDよりも高速アクセス可能なSSDを搭載。

 
価格
アクセス速度
耐衝撃性
静音性
重量
HDD
SSD

容量は256GBのみ。

【グラフィックス】
グラフィックスはCPU内蔵タイプを搭載。なので、動画/画像編集など高い描画処理能力を必要とするタスクを快適に処理するのは厳しいかもしれません。

グラフィックス
性能
主な用途
CPU内蔵タイプ  


高い
動画再生
NVIDIA GeForce MXシリーズ 動画再生/軽めのゲーム
NVIDIA GeForce GTX16シリーズ ゲーム/動画・画像編集
NVIDIA GeForce RTX20シリーズ 負荷のかかる
ゲーム/動画・画像編集

この構成を見る限り、薄さ/軽さを実現しつつも、一定のパフォーマンスを確保できる仕様になっていると思います。

【価格】

前述したとおり、WUB/H1ではOffice Home and Business 2021 (個人向け)同梱モデルのみが用意されています。

Office付きで最小重量の896gのモバイルPCが10万円を切る価格で購入できるのはかなり得です。

WU/2、WU-XシリーズのOffice付きモデルと比べると結構価格差がありますね。それぞれ10万円以上安く購入できます。

しかも富士通WUシリーズは、ディスプレイの綺麗さ、キーボード/タッチパッドの使いやすさでも定評があり、安かろう悪かろうのPCでは決してありません。

・価格の安い古いタイプのプロセッサを採用
・しかも元々コスパのいいAMD Ryzenプロセッサを活用
・選択できるスペックをCPUのみに絞ることで、在庫が発生するリスクを減らす

ということで、価格を引き下げていると考えられます。

何にせよ、これだけ軽いモバイルPCがこれだけ安いの非常に魅力的です。

(*この記事執筆時点の価格です。随時変更されるので直近の価格については富士通直販ページを参照してください)

3)各パーツをチェック

LIFEBOOK WUBの各パーツをチェックします

■ディスプレイ

13.3インチパネルを搭載しています。

視野角も広く、斜め方向から見ても見え方に大きな変化は感じません。

最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドット。拡大表示せず100%表示のままでも、文字が見づらく感じることはありませんでした(受け止め方に個人差はあると思います)。

非光沢タイプのノングレアパネルを採用。したがって、照明などの映り込みがほとんど発生せず、長時間見続けたときの目への負担を軽減できます。

  メリット デメリット
光沢パネル
  • 色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる
  • 照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
  • ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
非光沢パネル
  • 映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
  • ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
  • 光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる

スペック表には「タッチパネル式」ディスプレイと明記されているので、タッチ操作可能だと思います。ちょっと指で操作したいときに便利ですね。

■キーボード

キーピッチ(キー間の距離)19mmのキーボードを搭載。

フルサイズのキーボードと同じキーピッチを確保しているため、窮屈な感じはありません。

Enterキーも大きめのため押しやすいです。

■タッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが別になったタイプを採用。

表面の滑りは良く、反応も良好です。

■左側面部

写真左から順に、
・盗難防止用ロック取り付け穴
・USB3.2 (Gen2) Type-C 端子×2
・バッテリステータスランプ
・HDMI出力端子
・USB3.2 (Gen1) Type-A端子(電源オフUSB充電機能対応)
・マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子
・電源ランプ
が配置されています。

■右側面部

写真左から順に、
・SDカードリーダー
・USB3.2 (Gen1) Type-A端子
・LAN端子
が配置されています。

まとめ

以上、LIFEBOOK WUB/H1について見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

LIFEBOOK WUBの特徴

  • 最軽量モデルで900gを切る軽さを実現
  • 使いやすいキーボード
  • コスパに優れたAMD Ryzenプロセッサを搭載
  • 最小構成で94,800円というWUシリーズでは圧倒的な安さを実現

WUB/H1は軽さを重視したモバイルノートPC。圧倒的な安さを実現しています。価格の安いモバイルPCを探しているが、使い勝手も妥協したくない人にオススメです。

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