LIFEBOOK WUB/F1(WUB/F3)実機レビュー
LIFEBOOK WUB/F1は、軽量ボディを実現した13.3インチ液晶搭載のモバイルノートPCです(店頭モデルはUHシリーズ)。コスパに優れたAMD Ryzen 4000シリーズプロセッサを搭載しています。
(*追記:後継モデルとしてLIFEBOOK WUB/F3が登場しました。主な変更点として、AMD Ryzen 5000シリーズプロセッサを搭載/Windows 10からWindows 11にアップデート/Office 2019からOffice 2021にアップデートが挙げられます。基本的に筐体に関する変更点はないため、LIFEBOOK WUB/F3に関しても、LIFEBOOK WUB/F1のレビューが参考になると思います)

【最新モデルのスペック】
モデル | WUB | WU2 (軽量モデル) |
WU-X 最軽量モデル |
CPU | AMD Ryzen 7 5700U AMD Ryzen 3 5300U |
インテルCore i7-1255U インテルCore i5-1235U インテルCore i3-1215U |
インテル
Core i7-1255U インテルCore i5-1235U |
バッテリ駆動時間 | AMD Ryzen 7搭載時
約16.8時間 AMD Ryzen 3搭載時 約17.2時間 |
25Whバッテリ搭載時 約11時間 64Whバッテリ搭載時 約29.5時間 |
約11時間 |
カラー | ピクトブラック/ シルバーホワイト |
ピクトブラック/ ガーネットレッド/ シルバーホワイト |
ピクトブラック |
寸法 (幅×奥行×高さ) |
307×197×15.5mm | 307×197×15.5mm | 307×197×15.5mm |
重量 (最軽量構成の場合) |
約857g~ | <25Whバッテリ搭載時> 約736g~ <64Whバッテリ搭載時> 約865g~ |
約634g~ |
LIFEBOOK WUBは、WUシリーズに属しています。現在、WUシリーズとして、AMD Ryzenプロセッサ搭載のWUBに加えて、インテルプロセッサ搭載のWU-XとWU2が用意されています。WU-Xは634gという圧倒的軽さを実現したモデル。WU2は、5G対応モデルと軽量モデルに分かれています。
ボディの大きさ/デザインはすべて同じです(選べるカラーリングの種類は異なる)。
WUBの主な特徴は次のとおり。
- コスパに優れたAMD Ryzenプロセッサを搭載
- 使いやすいキーボード
- 最軽量モデルで900gを切る軽さを実現
- ブラック/ホワイトの2つのカラーリングを用意
ここでは、LIFEBOOK WUBの特徴・スペック等について詳しく解説します。
【LIFEBOOK WU2レビュー】
インテルプロセッサを搭載したWU2について詳しく解説しています。詳しくは、LIFEBOOK WU2レビューを参照してください。




*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ず富士通Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です(レビュー機はWUB/F1)。
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1)軽量ボディを実現

LIFEBOOK WUBは、最小構成で1kgを切る軽さを実現。

実測値で783g。圧倒的に軽いので、持ち運びがまったく苦になりません。

脇に抱えて持つと、あまりに軽いので、本当にPCを持っているのか不安になるぐらいです。

ボディもスリムなのですごく持ちやすいですね。

それでいて最大バッテリ駆動時間は約18時間。一日中外出する場合でも、バッテリ残量があまり気にならないレベルの駆動時間を誇ります。
2)スペックをチェック
WUBの主なスペックは次のとおり。現在WUBシリーズとして、AMD Ryzen 5000シリーズプロセッサ搭載のWUB/F3が用意されています。ここではインテルプロセッサ搭載のWU2とWU-Xのスペックと比較しています。
モデル | WUB/F3 | 【参考】 WU2/G2 軽量モデル |
【参考】 WU-X/G2 最軽量モデル |
液晶 | 13.3 IGZO (ノングレア液晶 / 1920×1080ドット/ 1677万色 ) |
13.3 IGZO (ノングレア液晶 / 1920×1080ドット/ 1677万色 ) |
13.3 IGZO (ノングレア液晶 / 1920×1080ドット/ 1677万色 ) |
CPU | AMD Ryzen 7 5700U/ AMD Ryzen 3 5300U |
インテルCore i7-1255U インテルCore i5-1235U インテルCore i3-1215U |
インテルCore i7-1255U インテルCore i5-1235U |
メモリ | 8/16GB | 4/8/16/32GB | 8/16/32GB |
ストレージ | 約1TB SSD(PCIe)/ 約512GB SSD (PCIe)/ 約256GB SSD (PCIe)/ 約128GB SSD (PCIe) |
約2TB SSD(PCIe)/ 約1TB SSD(PCIe)/ 約512GB SSD (PCIe)/ 約256GB SSD (PCIe) |
約2TB SSD(PCIe)/ 約1TB SSD(PCIe)/ 約512GB SSD (PCIe)/ 約256GB SSD (PCIe) |
WiFi6 | ◎ | ◎ | ◎ |
端子類 | USB3.2(Gen2)Type-C(USB Power Delivery対応(注28)、DisplayPort Alt Mode対応)×2(左側面)、 USB3.2(Gen1)Type-A×2(左側面×1(電源オフUSB充電機能付)、右側面×1)、HDMI、LAN |
USB3.2(Gen2)Type-C(USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応)×2(左側面×2)、 USB3.2(Gen1) Type-A×2(左側面×1(電源オフUSB充電機能付)、右側面×1)、HDMI、LAN |
USB3.2(Gen2)Type-C(USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応)×2(左側面×2)、 USB3.2(Gen1) Type-A×2(左側面×1(電源オフUSB充電機能付)、右側面×1)、HDMI、LAN |
バッテリ駆動時間 | AMD Ryzen 7搭載時 約16.8時間 AMD Ryzen 3搭載時 約17.2時間 |
<25Whバッテリ搭載時> 約11時間 <64Whバッテリ搭載時> 約29.5時間 |
約11時間 |
カラー | ピクトブラック/ シルバーホワイト |
ピクトブラック/ ガーネットレッド/ シルバーホワイト |
ピクトブラック |
寸法 (幅×奥行×高さ) |
307×197×15.5mm | 307×197×15.5mm | 307×197×15.5mm |
重量 (最軽量構成の場合) |
857g~ | <25Whバッテリ搭載時> 約736g~ <64Whバッテリ搭載時> 約865g~ |
約634g~ |
レビュー | - | WU2実機レビュー![]() |
WU-X実機レビュー![]() |
【CPU】
WUBでは、CPUにAMD Ryzen 3-5300U/Ryzen 7-5700Uプロセッサを搭載。インテルCoreプロセッサよりもコスパに優れています。
CPU | Ryzen 3 5300U |
Ryzen 7 5700U |
コアの数 | 4 | 8 |
スレッドの数 | 8 | 16 |
基本クロック | 2.6GHz | 1.8GHz |
最大ブーストクロック | 3.8GHz | 4.3GHz |
TDP | 15W | 15W |
【メモリ】
メモリは8GB/16GB搭載モデルを選択可能。オンボードのメモリを搭載しているため、購入後交換することは不可です。
8GBのメモリ容量があれば、Web閲覧/ビジネスアプリの操作/動画再生といった一般的なタスクであれば、それほどストレスなく処理できると思います。
ただし高負荷な作業を行ったり、マルチタスクを実行したりした時に処理にもたつくことがあるので、注意してください。パフォーマンス重視なら16GBメモリ搭載モデルを選択することをオススメします。
メモリ容量 | 説明 |
|
8GB | ↓ ↓ 快適 |
一般的なタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生)であれば、それほどストレスなく処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。 |
16GB | 3Dゲーム、動画/画像編集といった、高い負荷のかかる処理を快適に実行したい場合には、16GB以上のメモリを積むことをオススメします。 |
【ストレージ】
ストレージは、HDDよりも高速アクセス可能なSSDを搭載。
価格 |
アクセス速度 |
耐衝撃性 |
静音性 |
重量 |
|
HDD | ○ | △ | △ | △ | △ |
SSD | △ | ○ | ○ | ○ | ○ |
128GBが最も安価ですが、128GBだとOSやプリインストールされているアプリケーションで占有される領域が多く、利用できる容量が少ないので、できれば256GB以上のSSDを選択した方が、ストレージ残量を気にする頻度が少なくて済むと思います。
なお、WU2とWU-Xでは2TBの大容量を選べますが、WUBでは選択できません。
【グラフィックス】
グラフィックスはCPU内蔵タイプを搭載。なので、動画/画像編集など高い描画処理能力を必要とするタスクを快適に処理するのは厳しいかもしれません。
グラフィックス | 性能 |
用途 |
CPU内蔵タイプ | ↓ ↓ 高い |
動画再生 |
NVIDIA GeForce MXシリーズ | 動画再生/軽めのゲーム | |
NVIDIA GeForce GTX16シリーズ | ゲーム/動画・画像編集 | |
NVIDIA GeForce RTX20シリーズ | 負荷のかかる ゲーム/動画・画像編集 |
この構成を見る限り、薄さ/軽さを実現しつつも、一定のパフォーマンスを確保できる仕様になっていると思います。
3)各パーツをチェック
LIFEBOOK WUBの各パーツをチェックします
■液晶

液晶は13.3インチパネルを搭載しています。

画質の良さで定評のあるIGZOパネルを採用しているため、色鮮やかな表現が可能。葉の上に付いている水滴も瑞々しく表現されています。

精細感が高く、黒の部分もしっかり表現されています。

視野角も広く、斜め方向から見ても見え方に大きな変化は感じません。

最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドット。拡大表示せず100%表示のままでも、文字が見づらく感じることはありませんでした(受け止め方に個人差はあると思います)。

非光沢タイプのノングレアパネルを採用。したがって、照明などの映り込みがほとんど発生せず、長時間見続けたときの目への負担を軽減できます。
■キーボード

キーピッチ(キー間の距離)19mmのキーボードを搭載。

フルサイズのキーボードと同じキーピッチを確保しているため、窮屈な感じはありません。

Enterキーも大きめのため押しやすいです。
■タッチパッド

タッチパッドはクリックボタンが別になったタイプを採用。
表面の滑りは良く、反応も良好です。
■左側面部

写真左から順に、
・盗難防止用ロック取り付け穴
・USB3.2 (Gen2) Type-C 端子×2
・バッテリステータスランプ
・HDMI出力端子
・USB3.2 (Gen1) Type-A端子(電源オフUSB充電機能対応)
・マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子
・電源ランプ
が配置されています。
■右側面部

写真左から順に、
・SDカードリーダー
・USB3.2 (Gen1) Type-A端子
・LAN端子
が配置されています。
4)同梱物をチェック
LIFEBOOK WUB/E3の同梱物をチェックします。

ACアダプタと電源ケーブル。

ACアダプタはコンパクトなつくりになっています。

立方体の形状をしていますね。

45W型のACアダプタを採用。

電源ケーブルの接続端子には、専用端子ではなくUSB Type-C端子を採用。

左側面部に配置されている2つのUSB Type-C端子のいずれでも充電可能です。

ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は248g。

以上、LIFEBOOK WUBについて見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。
LIFEBOOK WUBの特徴
- 900gを切る軽さを実現
- スリムなデザイン
- コスパに優れたAMD Ryzenプロセッサを搭載
- ストレージにはSSDを搭載
- ブラック/ホワイトのカラーリングから選択可能
WUBは軽さを重視したモバイルノートPC。コスパに優れたAMD Ryzenプロセッサを搭載しています。
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