FMV Note C(FMV CZ-K1(店頭モデル)/FMV WC1-K1(直販モデル))レビュー
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FMV Note C(FMV CZ-K1(店頭モデル)/FMV WC1-K1(直販モデル))は、13.3インチパネル搭載のコンパクトノートPCです。

【プロモーション/貸出機材提供:富士通クライアントコンピューティング(株)】
富士通PCは本モデルからリブランドされ、モデル名から「LIFEBOOK」が取り除かれました。 FMV Note CはZ世代向けに開発された13.3インチノートPCです。
FMV Note Cの主な特徴は次のとおり。
- 約1.187kgの13.3インチコンパクトPC
- 非常にスリム
- Z世代向けに開発
- シンプルながら洗練されたデザインを採用
- ファンレス設計
メーカーから富士通FMV Note Cの店頭モデル(FMV CZ-K1)をお借りすることができたので、ここではFMV Note Cの特徴・スペック、使い勝手等について見ていきたいと思います。
【参考】FMV Note C動画
FMV Note Cに関する動画をYouTubeにアップしています。
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ず富士通Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
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1)スリム/軽量13.3インチモバイルPC

本モデルは13.3インチパネル搭載のモバイルPC。

14インチPCを並べてみました(上の画像の左:14インチノートPC/右:レビュー機(13.3インチ))。

コンパクトなボディに仕上がっていますね。

そして非常にスリム。厚さは約13.9mmしかありません。

他の13.3インチPCと厚さを比較してみました。本モデルの方がスリムです(上の画像の下:他の13.3インチノートPC/上:レビュー機)。

したがって非常に掴みやすいです。

重量は1.182kg(実測値)。

「すごく軽い!」という感じではありませんが、外に持って行こうと思える重さです。 さっと持ち上げて携帯することが可能。 機動性は高いと思います。

コンパクト/スリムボディなので僕の持っているビジネスバッグや

デイパックからも非常にスムーズに取り出せました。
2)アルミを用いたスタイリッシュなデザイン

本モデルはアルミ削り出しボディを採用。

質感が高く、非常にスタイリッシュな仕上がりです。

光が当たったところの反射が綺麗。

凸凹のないノイズレスなデザインで見た目が非常にすっきりしています。

天板部を触るとつるつるして心地いいです。 指紋や汚れはそれほど目立たない印象。

周辺部は丸みを帯びた形状をしており、触った感触が柔らかいですね。

カラーリングはエクルベージュ/ミストグリーン/スモークグレーの3つを用意。いずれも落ち着いた色あいです。異なるのはキーボード面のカラーリングだけで、天板部は1つのカラーリングのみです。

レビュー機はミストグリーン。キーボード面はシンプルな感じの仕上がりです。

これだけスリムだと堅牢性が気になりますが、アルミを用いていることもあり、 他のモデルと比べて、持ってみた感触はすごくしっかりとしており、剛性は高いと感じますね。

片手だけで持ってもボディのたわみはほとんど感じないです。他のモデルよりもすごくしっかりしている印象。

満員電車での圧迫や、机からの落下を想定した試験をパスしており、高い堅牢性を確保していると思います。 したがって安心して持ち歩けそう。

前面部中央に窪みが配置されており、カバーを開けるときに指を引っかけやすいです。

ゆっくりとであれば片手だけでカバーを開けきることができ、ストレス無く使い始められます。

パネルはこの角度まで傾けることが可能。

直販モデルには、最初から3年メーカー保証が付いているので安心して使えます。 また4年保証もオプションで選択できるので、大学入学時に4年保証を付ければ、より安心でしょう
3)スペック/価格
本モデルには店頭モデル(CZ-K1)と直販モデル(WC1-K1)が用意されており、直販モデルでは3つのパッケージが利用可能です。
モデル | FMV CZ-K1 (店頭モデル) |
FMV WC1-K1 (直販モデル) ライト |
FMV WC1-K1 (直販モデル) スタンダード |
FMV WC1-K1 (直販モデル) ハイスペック |
ディスプレイ | 13.3型ワイド WUXGA(1920×1200) 16:10 光沢パネル | |||
CPU | インテルCore Ultra 5 134U |
インテルCore Ultra 7 164U | ||
メモリ | 16GB | 8GB | 16GB | |
ストレージ | 約256GB SSD | 約512GB SSD | ||
グラフィックス | インテルグラフィックス(CPU内蔵) | |||
カメラ | FHDカメラ(約207万画素) | |||
端子類 | ヘッドホン端子 | |||
USB Type-C | USB3.2(Gen2x2) Type-C×2(映像出力、PowerDelivery対応) | |||
認証 | 顔認証 | |||
Microsoft Office Home & Business 2024 | 〇 | △(選択可能) | ||
カラー | エクルベージュ/ミストグリーン/スモークグレー | |||
駆動時間(動画再生時/JEITA3.0) | 約13.9時間 | 約15.1時間 | 約13.9時間 | 約13.6時間 |
寸法(幅×奥行×高さ)(突起部含まず) |
297mm×210mm×13.9mm | |||
重量 | 約1.187kg |
CPUはインテルCore Ultra 5 134U/Core Ultra 7 164U搭載モデルを選択可能。

AI専用NPUを内蔵しているため、効率的なAI処理が可能です。
メモリは8GB/16GB搭載モデルを選択できます。

負荷が軽めのタスクがメインであれば価格の安い8GBメモリ搭載モデルを選択するのもありだと思いますが、性能を重視するのであれば16GBメモリ搭載モデルがオススメです。
ストレージはSSD。

グラフィックスはCPU内蔵タイプ。高性能グラフィックス搭載モデルは用意されていません。

このスペックからは、ネットを見る/動画を再生する/表計算ソフトを一般的に使うなど、負荷がそれほど高くないタスクをメインに処理することが多いモバイルPCとしては十分なレベルだと個人的には思います。

価格については、記事執筆時点で、ライトモデルが154,100円(税込)、スタンダードモデルが177,900円(税込)、ハイスペックモデルが210,000円(税込)~に設定されており、個人的にはちょっと高めに設定されているかな、という印象を受けます(*価格は記事執筆時点。直近の価格については直販サイトを参照してください)。

ただし、富士通製ということで安心感を覚える人もいるでしょうし、 スリムさやデザインを重視したい、この後説明するファンレス設計による静音性に魅力を感じる、 直販モデルの場合、最初から3年保証が付いている点が評価できる、 という人にとっては購入を検討する価値はあると思います。 なお、発売直後なので、今後価格は下がっていく可能性が高いです。 記事執筆時点で当サイト向け特別クーポンを適用することが可能です(クーポンについては、このレビュー記事の最後に説明しています)。
4)ベンチマーク/ファンレス設計/熱/バッテリ駆動時間

性能をベンチマークでテストしました。レビュー機のスペックはこのとおり。
【レビュー機のスペック】インテルCore Ultra 5 134Uプロセッサ/16GBメモリ/256GB SSD/CPU内蔵グラフィックス

負荷が中程度のベンチマーク「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」を実行したところ、「高品質」で「とても快適」、「最高品質」で「快適」という結果。

重い負荷のかかるFF15ベンチマークは「軽量品質」で「やや重い」、「標準品質」で「重い」、「高品質」で「動作困難」という結果。
負荷が中程度のゲームならば、ある程度快適に楽しめるという結果が出ています。

実際に、ネットを見る/動画を再生するといった、 負荷が軽めの処理を実行しているときに、大きなストレスを感じることはほとんどありませんでした。

ファンのないファンレス設計を採用。底面部に通気孔が配置されていませんね。

スマホの騒音計アプリで音を計測してみました。ネットを見るなど負荷が軽めのタスクを処理しているとき、

さらにはFF15実行時など高い負荷がかかっているときも15-20dB程度で同じ。
ファンレスなので負荷がかっているときにファンの音が聞こえてこないのは不思議な感じです。 音がしないので、カフェ/図書館や授業中に使用する際、周りの目を気にしなくて済むのはすごくいいと思います

熱についてですが、動画をずっと再生するぐらいであれば底面部に熱は感じません。 FF15実行直後は、底面部全体が温かく、中央部分がちょっとだけ熱く感じました。ただ、触れないほど熱くはなかったです。

キーボード面も全体が少し温かい感じですが、やはり熱くはないです ファンレス設計なので、熱伝導性の高い素材を採用しています。 ボディ全体に熱を伝えて、冷却している感じかな。
どのくらいの熱が発生するのか確認するためにFF15を3回連続実行してみましたが、 実行直後は底面部に伝わる熱が少し上昇する感じでしたが、やはり熱くて触れないほどではありませんでした。 あくまで使用した範囲における個人的感想です。騒音・熱の状況は、マシン構成/使用状況/負荷等によって異なるので参考程度にしてください。

バッテリ駆動時間を計測してみました。バッテリ容量は63.6Wh

実際にバッテリ駆動時間を計測したところ、 条件1の何もしない状態で約16.7時間、条件2の動画再生した状態で約9.1時間バッテリが駆動する計算です。
5)ディスプレイ

縦横比16:10の13.3インチパネルを搭載。

最大解像度は1920×1200ドット。

光沢パネルを採用しており、色の描写が鮮やかです。

パネル表示も綺麗。 精細感もありますね。

黒い部分もしっかりめに描写できるため、映像も楽しめました。

色域の狭い14インチパネルを搭載したPCを並べてみました。

色域の狭いパネルは暖色系が黄色っぽく表現されますが、本モデルはより忠実に色を再現できています。

光沢パネルなので周りの映り込みが発生しやすいですね。

パネルは明るめで、室内で使っているときに暗く感じることはありませんでした。

タッチ操作には非対応です
6)キーボード/タッチパッド

キーボードについて見ていきましょう。

Enterキーは大きめで押しやすいです。

矢印キーは逆T字レイアウトですが、 従来の富士通製ノートPCのように矢印キーが下に出っ張る形ではなく、 キーボードレイアウトに組み込まれる感じになっているので、ちょっと押しづらさは感じるかも。ただし矢印ボタン自体は大きいです。

電源ボタンがファンクションキー内に配置されていますが、軽く押したぐらいでは反応しない仕様になっています。

キーストローク(キーを押し込む深さ)は約1mm。 他の一般的なノートPCが1.3-1.5mm程度なので浅めです。
キートップがあまり滑らず、指の収まりがいいので押しやすいですね。 打鍵感はやわらかめで、ストロークが浅いため底打ち感があります。 個人的には、やっぱりもうちょっとストロークがあって反発がある方がきびきびタイピングできて好きですが、すごく打ちづらいという感じではないかな 打鍵音は標準レベルです。

キーピッチ(キー間の距離)は約19mm。フルサイズのキーボードと同程度を確保しているため、窮屈な感じはありません

一番下の段の左側のFnキーがありません。このキーを多用する人はご注意ください。

またスペースキーの左右にIME-ON-OFFボタン(Eng/NumとRoman)が配置されており、ここでIME(入力システム)の切り替え(ひらがな/英数の切り替え)を実行できます。

キーボードバックライトはないみたいです。

リフトアップヒンジではないのでキーボードが傾斜しないタイプです。

タッチパッドはクリックボタンが一体になったタイプを採用。

表面は非常に滑らかで心地いいですね。反応も良好です。

クリック部分の押し込む深さは浅めで軽く押せば反応します。 反応が悪くてストレスを感じることはほとんどありませんでした。 押し心地は柔らかめで、クリック音も小さめに感じました。
7)端子類/カメラ/認証/サウンド/同梱されているアプリ

左側面部。USB Type-C×2、ヘッドホン・マイクコンボ端子を配置。

右側面部に端子類はなし。両側面部に端子がある方が使い勝手はいいんですけどね。
USB Type-A、HDMI端子は非搭載。個人的には、両端子ともあった方が使い勝手がいいと思うのですが、ミニマムさを優先したのかな。

Type-C端子は両方ともDisplayPort/PowerDeliveryに対応。対応するモニタにType-Cケーブルで接続すれば、映像出力と充電を同時に実行できて便利です。

フルHD (約207万画素)のWebカメラを内蔵。 顔認証に対応しています。 ただし、本モデルは指紋認証には対応していないみたいです。
カメラシャッター機能は非搭載ですが、

音声ミュート機能は搭載しています。

ステレオスピーカーを内蔵 キーボードの奥の方から音が聞こえてくる感じです。
実際に音楽を聴いてみたところ、ちょっとカシャカシャする感じはあります。すごく高音質という感じではないですが、スリムタイプのモバイルPCであることを踏まえれば、個人的には結構聞きやすいサウンドだという印象です。

オンライン会議時に映像を補正できるUmoreアプリを同梱。

また自動で画面を保存するQuick Capture、

1クリックで便利な機能を呼び出せるFloat Accessも利用可能です
8)同梱物

ACアダプタと電源ケーブル。

ACアダプタはコンパクトなつくり。

45W型のACアダプタを採用。

電源ケーブル。

接続端子はUSB Type-Cです。

2つあるType-C端子のどちらに接続しても充電できますが、充電時にはType-C端子が1つ占有される形になります。

ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は250g。

本体を合わせた重量は1.432kgです。

以上、Z世代向けに開発された富士通FMV Note Cについて見てきました。
FMV Note Cの主な特徴
- 約1.187kgの13.3インチコンパクトPC
- 非常にスリム
- Z世代向けに開発
- シンプルながら洗練されたデザインを採用
- ファンレス設計
約1.187kgの13.3インチコンパクトPCで携帯性に優れています。シンプルながら洗練されたデザインを採用。ファンレス設計を採用しているため、静かな環境でも周りの目をきにすることなく作業できます。外に持ち出せるコンパクトPCを探しているが、デザイン/静粛性を重視したい人にオススメです。 価格がちょっと高めの印象ですが、直販モデルは3年保証がついている、富士通製だと安心、という点を評価できる人にとっては魅力的なモバイルPCに仕上がっていると思います。
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