LIFEBOOK WA3/G2実機レビュー/富士通FMVパソコン比較購入ガイド

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LIFEBOOK WA3/G215.6インチ液晶を搭載したホームノートPC。第12世代インテルCoreプロセッサ搭載モデルを選択できます。

富士通LIFEBOOK WA3/G2レビュー

LIFEBOOK WA3/G2の主な特徴は次のとおり。

  • 15.6インチ液晶を搭載
  • シンプルなデザイン
  • 第12世代インテルCore i7プロセッサ搭載モデルを選択可能
  • 使いやすいキーボードを採用/テンキー搭載
  • 光学ドライブ搭載モデルとしては軽量
  • 充実した端子類を搭載
  • 3年無料保証付き(カスタマイズモデルのみ)/セキュリティソフト3年版付き

LIFEBOOK WA3/G2は富士通の15.6インチ液晶搭載ノートPC。富士通と聞いて安心感を覚える人も多いと思います。国内向けに設計されているため、使いやすさにこだわった仕様になっています。3年無料保証が付いている(カスタマイズモデルのみ)ほか、セキュリティソフト3年版も付いているので、初心者やパソコンにあまり詳しくない人にもオススメです。

最近のノートPCとしては珍しく光学ドライブを搭載しています。光学ドライブ搭載モデルとしてはボディがちょっと軽めに仕上がっているので、使い勝手はいいと思います。

ここではLIFEBOOK WA3/G2の特徴・スペック・使い勝手等について詳しくチェックします。

【参考】LIFEBOOK WA3/G2動画

LIFEBOOK WA3/G2に関する動画をYouTubeにアップしています。¥

*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ず富士通Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。先行機となるため、見た目の色や形状が多少、量産品とは異なる場合があります。

レビュー機のスペック【フルHD液晶 フルフラットファインパネルモデル】

CPU:Core i7-1250Uプロセッサ/メモリ:64GB(32GB×2)/ストレージ:約1TB SSD(PCIe)/ディスプレイ:15.6型ワイド フルHD(1920×1080) タッチ非対応 フルフラットファインパネル液晶

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1)15インチ搭載ノートPC

LIFEBOOK WA3/G2は15.6インチ液晶搭載のA4サイズノートPCです。大きい画面を搭載しているので見やすいのですが、その分、ボディが大きめのため、外に持ち出して使うのには向いていません。通常は家の中で据え置きタイプとして使用し、必要に応じて室内を移動して使う、という利用方法がオススメです。もちろん、頑張れば外に持ち出すことができますけどね。

B5サイズのノートと比べたところ。

従来からある15インチノートPCと大きさは同じぐらい。

厚さは25mm(第11世代インテルCoreプロセッサ搭載モデルは27mm)。

最近の15インチノートPCとしてはちょっと分厚い感じですが、光学ドライブ搭載モデルなので、そこまでスリム化することができていません。

重量は1.849kg(実測値)。従来の15インチノートPC(光学ドライブ搭載モデル)だと2kgが標準なので、それよりはちょっと軽いですね。重さのあるノートPCと比べると、扱いやすいと思います。

ただ、1.85kgあると、片手だけで持つと結構ずしっときます。

どっしりとしているので安定性は高いですね。キータイピングしているときに、本体がずれたりすることはありません。

ビジネスバックから取り出す際、ボディが入り口に引っかかることはありませんでした。さっと取り出せます。

ディパックからもスムーズに取り出すことができました。

従来のエントリノートPCの場合、液晶の外枠(ベゼル)が分厚く、野暮ったいデザインのモデルが多かったのですが、LIFEBOOK WA3/G2の場合、スリムベゼルデザインを採用することで、ある程度スタイリッシュなデザインに仕上がっています。

またスリムベゼルデザインを採用することにより、画面を見ているときにベゼルの存在が気になりにくく、画面への没入度を高めることができます。

2)シンプルなデザイン

LIFEBOOK WA3/G2のデザインについて見ていきましょう(レビュー機は先行機となるため、見た目の色や形状が多少、量産品とは異なる場合があります)。

LIFEBOOK WA3/G2の天板部分は、少し艶のある仕上がりになっています。

ボディはおそらく樹脂製ですが、一昔前の樹脂性ノートPCのような野暮ったさはまったく感じません。あまり奇をてらっていない落ち着いたデザインだと感じました。

反射が綺麗ですね。つるつるしていて見栄えがいいのですが、指紋や汚れはつきやすいので、気になる人はこまめに拭き取る必要があります。

レビュー機(フルフラットファインパネルモデル)のカラーリングはブライトブラック。落ち着いた色合いです。「明るい黒」というネーニングになっていることからもわかるとおり、ちょっと明るめのカラーリングになっています。黒といういよりはグレーと言ったほうがいいかな。

フルフラットファインパネルモデル以外のモデルの場合、ファインシルバー/メタリックブルー/プレミアムホワイトが選択できます。

以前のモデルの場合、富士通のロゴが天板の中央に配置されており、すごく目につきやすかったのですが、

このLIFEBOOK WA3/G2では、富士通のロゴは天板部の隅に配置されており、あまり目立たないような配慮がなされています。この結果、シンプルな仕上がりになっていると思います。

キーボードおよびキーボード周辺部も天板部と同じカラーリングを採用。

タッチパッド/パームレスト部分にはヘアライン加工が施されており、見る角度によって微妙に見え方が異なるので、チープ感がありません。

LIFEBOOK WA3/G2はコストパフォーマンスを重視しつつも、デザインにもすごく気を遣っている印象を受けますね。

スタイリッシュさ/質感の高さはあまり感じませんが、落ち着いたデザインなので、家のどこにでも違和感なく置くことができると思います。

3)スペックをチェック(第12世代インテルCore i7プロセッサ搭載モデルを用意)

LIFEBOOK WA3/G2では、第12世代インテルCore i7プロセッサ搭載モデルを選択できます。

LIFEBOOK WA3/G2には、フルラットファインパネルモデルと、そうでないモデル(フルラットファインパネル非搭載モデル)が存在します。フルラットファインパネル非搭載モデルでは、第12世代インテルCore i7プロセッサ搭載モデルと第11世代インテルCore i3プロセッサ搭載モデルが選択できます。

フルラットファインパネルモデルとフルラットファインパネル非搭載モデルでは、ボディの大きさが若干異なったり、スペックが違う部分があるので、選ぶときは間違えないよう注意してください。

LIFEBOOK WA3/G2の各モデルの主なスペックは次のとおり。

モデル 【レビュー機】
WA3/G2
フルフラットファインパネルモデル
WA3/G2
Intel Core i7モデル
WA3/G2
Intel Core i3モデル
カラー ブライトブラック 【以下より1つを選択可能】
・ブライトブラック
・ファインシルバー
・メタリックブルー
プレミアムホワイト
液晶 15.6型ワイドFHD
LEDバックライト付広視野角 TFTカラーLCD(フルフラットファインパネル
15.6型ワイドFHDパネル
LEDバックライト付広視野角TFTカラーLCD(スーパーファイン液晶)
15.6型ワイドFHDパネル
LEDバックライト付広視野角TFTカラーLCD(スーパーファイン液晶)
最大解像度 1920×1080 1920×1080 1920×1080
CPU

インテル Core i7-1260P プロセッサー
Pコア:最大4.70GHz、Eコア:最大3.40GHz

インテル Core i7-1260P プロセッサー
Pコア:最大4.70GHz、Eコア:最大3.40GHz

インテル Core i3-1115G4 プロセッサー
インテル ターボ・ブースト・テクノロジー2.0対応:最大4.10GHz
2コア / 4スレッド
メモリ 【以下より1つを選択可能】
・標準64GB(32GB×2)[デュアルチャネル対応]
・標準32GB(16GB×2)[デュアルチャネル対応]
・標準16GB(8GB×2)[デュアルチャネル対応]
・標準8GB(4GB×2)[デュアルチャネル対応]
・標準4GB(4GB×1)
最大64GB
【以下より1つを選択可能】
・標準64GB(32GB×2)[デュアルチャネル対応]
・標準32GB(16GB×2)[デュアルチャネル対応]
・標準16GB(8GB×2)[デュアルチャネル対応]
・標準8GB(4GB×2)[デュアルチャネル対応]
・標準4GB(4GB×1)
最大64GB
【以下より1つを選択可能】
・標準32GB(16GB×2)[デュアルチャネル対応]
・標準16GB(8GB×2)[デュアルチャネル対応]
・標準8GB(4GB×2)[デュアルチャネル対応]
・標準4GB(4GB×1)
/ 最大32GB
SSD 【以下より1つを選択可能】
・約1TB SSD(PCIe)
・約512GB SSD(PCIe)
・約256GB SSD(PCIe)
【以下より1つを選択可能】
・約1TB SSD(PCIe)
・約512GB SSD(PCIe)
・約256GB SSD(PCIe)
【以下より1つを選択可能】
・約1TB SSD(PCIe)
・約512GB SSD(PCIe)
・約256GB SSD(PCIe)
グラフィックス Intel Iris Xe グラフィックス(CPUに内蔵) Intel Iris Xe グラフィックス(CPUに内蔵) Inte UHD グラフィックス(CPUに内蔵)
光学ドライブ 【以下より1つを選択可能】
・BDXL対応Blu-ray Discドライブ(スーパーマルチドライブ機能対応)
・スーパーマルチドライブ(DVD±R DL(2層)書き込み対応)
【以下より1つを選択可能】
・BDXL対応Blu-ray Discドライブ(スーパーマルチドライブ機能対応)
・スーパーマルチドライブ(DVD±R DL(2層)書き込み対応)
【以下より1つを選択可能】
・BDXL対応Blu-ray Discドライブ(スーパーマルチドライブ機能対応)
・スーパーマルチドライブ(DVD±R DL(2層)書き込み対応)
サイズ 360×235.5×25mm 360×235.5×25mm 361×244×27mm
重量 約1.9kg 約1.7kg 約2.0kg

【CPU】

CPUに第11世代インテルCore i3/第12世代インテルCore i7を搭載したモデルを選択可能。各プロセッサの主なスペックは次のとおり。

CPU 第11世代インテルCore i3-1115G4 第12世代インテルCore i7-1260P
コアの数 2 12
(Performance-cores:4)
(Efficient-cores:8)
スレッドの数 4 16
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 4.10GHz 4.70GHz
キャッシュ 6MB 18MB

■第12世代インテルCoreプロセッサの特徴

第11世代プロセッサでは同じ特徴を持つコアのみを搭載していましたが、第12世代プロセッサでは特徴の異なる2種類のコア(Performance-coresとEfficient-cores)が混在しています。コア数を単純に増やすとマルチスレッド性能も向上しますが、消費電力が大きくなってしまいます。第12世代プロセッサでは、パフォーマンスが低めながら消費電力の小さいEfficient-coresとパフォーマンスの高いPerformance-coresを使い分けることにより、パフォーマンスを引き上げつつ消費電力を抑えることが仕様になっています。

第12世代インテルCoreプロセッサの種類として、高性能マシンに搭載される「Hシリーズ」、標準的な使い方が想定されるPC向けの「Pシリーズ」、モバイルタイプのPC向けの「Uシリーズ」の3つ挙げられます。コスパ重視のノートPCの場合、「Uシリーズ」のプロセッサを搭載するモデルが多いのですが、その中でWA3/G2は「Pシリーズ」のプロセッサを選択することができ、ノートPCとしてはパフォーマンス重視の姿勢を示しています。

【メモリ】

メモリはフルフラット非搭載モデルのCore i3プロセッサモデルが4GB/8GB/16GB/32GBを、それ以外のモデルが4GB/8GB/16GB/32GB/64GBを選択可能。選択肢が多いので、自分のニーズに合ったメモリ容量を積むことができます。

4GBのメモリを選択できますが、4GBだと、ちょっと負荷がかかると処理にもたつくケースがあるので、できれば8GB以上のメモリ容量を搭載することをオススメします。

8GBのメモリ容量があれば、Web閲覧/ビジネスアプリの操作/動画再生といった一般的なタスクであれば、それほどストレスなく処理できると思います。

8GBのメモリを搭載しても、高負荷な作業を行ったり、マルチタスクを実行したりした時に処理にもたつくことがあるので、パフォーマンス重視であれば16GB以上のメモリを積む方がいいと思います。

メモリ容量  
説明

4GB

 


快適
価格を低く抑えることができるのが最大のメリットですが、ちょっと負荷のかかる処理を実行しようとすると、動きがもっさりすることがあります。できれば8GBメモリ以上のメモリを搭載するのがおすすめ。
8GB 一般的なタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生)であれば、それほどストレスなく処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。
16GB 3Dゲーム、動画/画像編集といった、高い負荷のかかる処理を快適に実行したい場合には、16GB以上のメモリを積むことをオススメします。

【ストレージ】

ストレージは、高速アクセス可能なSSDのみを選択可能。従来使われていたHDDは選択肢として用意されていません。256GB/512GB/1TB搭載モデルを選べます。

256GBだと、大容量データを扱った場合にすぐにストレージ残量がなくなってしまうので、大容量のデータを多数扱うことがわかっている場合、長期間継続使用することを考えている場合には、ストレージ容量に余裕を持てるよう、大容量のSSDを搭載した方が、長い目で見れば安くつくと思います。

 
価格
アクセス速度
耐衝撃性
静音性
重量
HDD
SSD

【グラフィックス】

グラフィックスはCPU内蔵タイプを搭載。なので、動画/画像編集など高い描画処理能力を必要とするタスクを快適に処理するのは厳しいと思います。

グラフィックス
性能
用途
CPU内蔵タイプ  


高い
動画再生
NVIDIA GeForce MXシリーズ 動画再生/軽めのゲーム
NVIDIA GeForce GTX16シリーズ ゲーム/動画・画像編集
NVIDIA GeForce RTX20シリーズ 負荷のかかる
ゲーム/動画・画像編集

【パフォーマンスをチェック】

WA3/G2のパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機は先行機のため、スコアは製品版とは異なる可能性があります。あくまで参考程度にしてください。レビュー機の構成は次のとおり。

CPU:Core i7-1250Uプロセッサ
メモリ:64GB(32GB×2)
ストレージ:約1TB SSD(PCIe)
グラフィックス:インテルIris Xeグラフィックス(CPU内蔵タイプ)

実際に操作してみたところ、Webブラウザ閲覧/動画再生といった、それほど負荷のかからないタスクの場合、非常に快適に処理できました。サクサク動くのでほとんどストレスを感じないですね。さすがは高性能な第12世代インテルCore i7-Pシリーズプロセッサを搭載したモデルです。

負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークテストのスコア。
最高品質/1920×1080ドット→スコア:7101/評価:とても快適

負荷が中程度のゲーム「ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者」ベンチマークソフトのスコア。

高品質(ノートPC)/1920×1080ドット→スコア:4984/快適
最高品質/1920×1080ドット→スコア:3701/評価:快適

CPU内蔵タイプのグラフィックス搭載モデルながら、負荷が軽い/中程度のゲームであれば高画質でも快適に楽しむことができるという結果が出ています。

4)特徴・使い勝手をチェック

LIFEBOOK WA3/G2の特徴・使い勝手についてチェックします。

■リフトアップヒンジ採用

LIFEBOOK WA3/G2では、背面部が接地するタイプのリフトアップヒンジを採用。

机と本体の間にスペースができるため、エアフローが改善されるので冷却効果を高めることができるほか、キーボードに傾斜ができるため、キータイピングしやすくなります。

接地する背面部はカバーで覆われており、キズがつきにくいよう工夫されています。

■搭載している端子類

LIFEBOOK WA3/G2に搭載している端子類は次のとおり。多彩な端子類を搭載しています。
・USB 3.2(Gen2) Type-C×1(左側面)
・USB 3.2(Gen1) Type-A×2(左側面×1(電源オフUSB充電機能付)、右側面×1)
・HDMI入力/出力兼用端子×1(フルフラットファインパネルモデルのみ。他のモデルは、HDMI出力端子を搭載)
・LAN端子
・SDカードスロット
・マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子

USB端子類は、Type-C端子が1つ、Type-A端子が2つの合計3つ。USB Type-C端子は、データ転送のみに対応しており、DisplayPort/PowerDeliveryには非対応なので、外部映像出力や受給電に使用することはできません。

■外部映像出力に加え映像入力可能(フルフラットファインパネルモデルのみ)

LIFEBOOK WA3/G2には、外部映像出力端子としてHDMI端子のみを搭載。HDMIケーブル経由で24インチモニタに外部出力してみました。大きな画面で作業することで作業効率をアップできます。映像出力端子は1つだけなので、複数のモニタに接続することはできません。

またフルフラットファインパネルモデルのみ、HDMI入力/出力兼用端子を搭載しているので、ゲームなどの外部デバイスをHDMIケーブルで接続してLIFEBOOK WA3/G2の液晶パネルに外部デバイスの映像を映し出すことができます。

■サウンド

底面部の前面部寄りの左右にステレオスピーカーを配置しています。

実際に音楽を聴いてみましたが、少しこもり気味なうえ、高音がちょっとカシャカシャします。あまりクリアな感じはしないですね。高音・低音のバランスはそれほど悪くありませんが、音質にこだわりたいのであれば、僕であれば外付けスピーカーやイヤホンを使用すると思います。ただし、バックグラウンドで音楽を流しながら作業している分には、それほど音質は気になりませんでした。

■Webカメラにシャッターを用意

液晶上部にWebカメラを配置。

カメラの左側にスライドがあり、このスライダを指で右に動かすと、カメラにシャッターが下りて、Webカメラの動画・画像をオフにすることができます。ただし、スライダがちょっと小さめのため、スライドをスムーズに動かせない場合があります。

自宅でオンライン会議をしているときに誰かが訪問してきた場合など、すぐにカメラをオフにできるのは便利です。

5)各パーツをチェック

LIFEBOOK WA3/G2の各パーツをチェックしてみましょう。

■パネル

LIFEBOOK WA3/G2は15.6インチパネルを搭載。大きめのパネルを搭載しているので見やすいですね。

個人的には、ある程度綺麗に表示できていると感じました。動画を視聴しましたが、綺麗で精細感も高いので十分楽しめました。

IPSパネルを搭載した24インチモニタに同じ画像を出してみました。表示の精細感/綺麗さに大きな差は感じませんでした。

視野角も広めなので、斜め方向から見ても見え方に大きな変化はありません。

光沢パネルを採用しています。光沢パネルの場合、非光沢パネルに比べて、色を鮮やかに表現することが可能ですが、照明などの映り込みが発生するため、適宜角度の調整が必要です。

 
メリット
デメリット
光沢パネル ・色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる ・照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
・ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
非光沢パネル ・映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
・ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
・光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる

上の画像は、非光沢パネル搭載の24インチモニタと比べたところ。画像下のLIFEBOOK WA3/G2のパネルで映り込みが発生しているのがわかります。

最大解像度は1920×1080ドット(フルHD対応)。

15.6インチという大きめのパネルを採用しているので、拡大表示せず100%表示のまま、複数のウィンドウを並べて表示しても見づらさは感じませんでした。

タッチパネルは非搭載です。

■キーボード

キーボードについて見ていきましょう。キーボードの右側にテンキーがあるおかげで数字が入力しやすいです。その反面、テンキーがあるため、キーボードがボディの左に寄っており、キーボード操作時に体が左に寄る形になります。

個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。特に小さなキー、変則的な配置はありません。

テンキーとキーボードの間にスペースが確保されているので、テンキーを使うときにEnterキーなどを押してしまうことはないと思います。

Enterキーは大きめなので押しやすいですね。

テンキー搭載モデルで、テンキーが他のキーと比べて小さめになっているモデルがありますが、LIFEBOOK WA3/G2の場合、テンキーの大きさは他のキーとほぼ一緒。押しづらさを感じることはありません。

矢印キー部分も、逆T字レイアウトを採用しており、4つのキーとも同じ大きさなので押しやすいです。

キートップがわずかに凹形状になっているため、指の収まりが良くタイピングしやすいですね。キートップは適度につるつるしていて、指を動かしやすいです。

プリズムクリアキーを採用しているため、キーのサイド部分が透明になっています。

キーストローク(キーを押し込む深さ)は約2.5mm。最近の一般的なノートPCの場合、ボディのスリムさを追求するため1.6mm程度のキーストロークしか確保できていないモデルが多いのですが、LIFEBOOK WA3/G2は光学ドライブ搭載モデルといういことでボディがちょっと厚めのためか、深めのキーストロークを確保しています。

これだけ深いと、すごく押した感じがしますね。打鍵感はやわらかめ。ちょっとふにゃふにゃした感じ。まあこれは僕が固めの打鍵感の方が好みだから、そう感じるところもあると思います。個人によって好き嫌いは分かれそうですね。ただし、軽く押すだけで反応してくれるし、しっかり押している感が半端ないので、これはこれでありだと思います。

ただし、キーを押した時のカチャカチャという音(打鍵音)は、ちょっと大きめに感じました。

キーピッチ(キー間の距離)は約18.4mm。

デスクトップPCに同梱されることの多いフルサイズのキーボードのキーピッチが約19mmなので、それよりはちょっと狭めです。右側にテンキーを搭載しているため、キーピッチが狭くなっている可能性があります。

ちょっとキーピッチが狭くなっていますが、キーボードにこだわる富士通製ノートPCらしく、深いキーストロークを確保している/押し心地がいい/テンキーを搭載している、など使いやすさを追求していると思います。

■タッチパッド

タッチパッドは、クリックボタンが物理的に別になったタイプを採用。タッチパッドとクリックボタンが一体になったタイプの方がデザイン的には上ですが、こちらの方が使いやすいという人も多いでしょうね。タッチパッドの表面はつるつるしていて滑りがいいですね。反応も良好です。

クリックボタン部分は、少し上に飛び出す形になっており、指で触るだけで位置を確認できるので押しやすいですね。

押し込み幅も深めでしっかり押し込むことができます。軽く押すだけで反応してくれます。

ただし、キータイピング中、親指の腹の部分がタッチパッドにあたって誤動作することがありました。キータイピング中、キーボード操作に集中したい場合は、タッチパッドの機能をオフすると使いやすいかもしれません。

Fn+F4キーを押すことで、タッチパッドのオン/オフを切り替えることができます。

■左側面部

左側面部について見ていきます。

上の画像の左から順に、LAN端子、USB Type-C端子、

HDMI端子、USB Type-A端子、ヘッドホン端子が配置されています。

左側面部にあるすべての端子類にケーブル・デバイスを接続するとこんな感じ。

■右側面部

右側面部。

上の写真の左から順に、SDカードリーダー、USB Type-A端子、

光学ドライブ、電源端子が配置されています。

右側面部のすべての端子類にケーブル・デバイスを接続してみました。

一番手前にあるSDカードリーダーにSDカードを一番奥まで差し込んでも、これだけカードがはみ出すので、カードを挿入したまま移動させるときは引っかけないよう注意が必要です。

両側面部のすべての端子類にケーブル/デバイスを接続したところ。

利用機会の多いUSB端子が左右の側面部にそれぞれ配置されていますね。

ボディの薄さ重視だと、搭載している端子類に制約があるケースが多いのですが、LIFEBOOK WA3/G2はUSB Type-A/Type-C端子/光学ドライブ/LAN端子/SDカードリーダーを搭載。端子類は充実しているので使い勝手はいいと思います。

■前面部

前面部に端子類は配置されていません。

左側にステータスライトが配置されており、マシンの状態を一目で確認できます。

中央には取っ手が設けられています。

カバーを開けるときに指を引っかけやすいような構造になっています。ただし、片手だけでカバーを開け切ることはできませんでした。

■背面部

背面部に端子類は配置されていません。

■底面部

底面部。前述したように前面部側にスピーカーが配置されています。背面部側に通気孔が設けられています。

底面部にも樹脂が用いられており、表面を触るとざらざらしています。

6)同梱物をチェック

LIFEBOOK WA3/G2の同梱物をチェックします。

ACアダプタと電源ケーブル。

ACアダプタは片手で掴める大きさ。それほど大きくはありません。

立方体の形状をしています。

L型コネクタを採用。

右側面部にある電源端子にケーブルをつないで充電しているところ。L型コネクタを採用しているため、スペースをとらずに接続できます。なので、接続時にケーブルが邪魔になりにくいです。

電源ケーブル。海外メーカーのPCの場合、電源ケーブルは太めのつくりになっていることが多いのですが、このモデルはそれほど太くないので、取り回ししやすいと思います。

ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は369gです。本体が1.849kgなので、ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は2.218kg。個人的には、「頑張ればなんとか外に持って行けるかな」と思える重さです。

まとめ

以上、LIFEBOOK WA3/G2について詳しく見てきました。主な特徴をまとめると次のようになります。

LIFEBOOK WA3/G2の主な特徴

  • 15.6インチ液晶を搭載
  • シンプルなデザイン
  • 第12世代インテルCore i7プロセッサ搭載モデルを選択可能
  • 使いやすいキーボードを採用/テンキー搭載
  • 光学ドライブ搭載モデルとしては軽量
  • 充実した端子類
  • 3年無料保証付き(カスタマイズモデルのみ)/セキュリティソフト3年版付き

国内メーカーの富士通製のノートパソコンということで安心感を覚える人も多いと思います。LIFEBOOK WA3/G2は15.6インチ液晶搭載のホームノートPCとして位置づけられており、充実した端子類を搭載しているほか、光学ドライブも採用。特にキーボードはキーストロークも深く使いやすいよう設計されいるなど、実用性重視の姿勢を示しています。シンプルながらも見た目も綺麗です。

光学ドライブ搭載の15インチノートとしては軽めのボディに仕上がっており、ちょっと室内を移動させたい場合もそんなに苦にならないと思います。

3年無料保証付き(カスタマイズモデルのみ)/セキュリティソフト3年版付きなので、安心して使うことができるのもいいですね。

家の中で使えるホームノートPCを探しているが、やっぱり国内ユーザー向けに設計されている富士通製ノートPCだと安心、保証等も充実しているほうがいい、という人にとっては魅力的だと思います。

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