LIFEBOOK WU3/J3の特徴解説

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LIFEBOOK WU3/J3は、軽さを追求した13.3インチパネル搭載の2-in-1ノートPCです。

富士通LIFEBOOK WU3/J3解説

WU3/J3の主な特徴は次のとおり。

  • ペン付属の13.3インチ液晶搭載2-in-1ノートPCとしては最軽量モデルで約850gと軽量
  • 第13世代インテルCoreプロセッサを選択可能
  • 4つのスタイルを使い分けることが可能
  • ペンを同梱。本体に格納可能
  • ピクトブラックとシルバーホワイトのカラーリングを用意

ここでは、WU3シリーズの特徴・スペックなどについて詳しく解説します。

【参考】富士通LIFEBOOK WU3/J3解説動画

富士通LIFEBOOK WU3/J3の解説動画をアップしています。

*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ず富士通Webサイトでご確認ください。

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1)LIFEBOOK WU3/J3の特徴

LIFEBOOK WU3/J3はディスプレイを360度回転させることのできる2-in-1ノートPC。

ペン内蔵型の13.3型ワイド液晶搭載2in1コンバーチブルノートPCとして最軽量モデルで約850gという軽さを実現。この軽さなら気軽に外に持ち出そうという気になると思います。

2-in-1 PCのため、状況に応じてタブレット、スタンド、テント、ノートPCの4つのスタイルで利用可能

ペンが同梱されているので、文字入力や絵を描いたりするときに便利です。

使わないときは収納できるので紛失のリスクを減らせます。

カラーリングはピクトブラックとシルバーホワイトを用意。

「かな表記なし」のキーボードが用意されていますが、ピクトブラックのみ「かな表記あり」を選択できます。

キーボードのキーピッチ(キー間の距離)はフルサイズと同等の約19mmを確保しているため、窮屈な感じはしないと思います。

カメラはパネル上部にフロントカメラ(約207万画素)、キーボード上部にリアカメラ(約1258万画素)が配置されており、タブレットスタイルにすれば、画面で確認しつつ写真を撮影できます。

端子類は、USB Type-A×2、Type-C×2、HDMI、LAN、microSDカードリーダーを搭載しており、充実しています。

Core i7搭載モデルのみ、USB Type-C端子はThunderbolt 4に対応。

指紋認証と顔認証に対応しています。

プライバシーカメラも搭載しています

米軍MIL規格、FMV独自の試験に準拠しており、一定の堅牢性を確保しています

2) スペック・WU3/J3と先代モデルWU3/H2の比較

WU3/J3と先代モデルWU3/H2を比較してみました。僕が確認した限りでは、主要スペックはほぼ同じですね。

モデル WU3/J3 【参考/先代モデル】WU3/H2
液晶 13.3型ワイド(タッチパネル・ ノングレア液晶・1920×1080ドット)
CPU インテル Core i7-1360P /
インテル Core i5-1335U
メモリ 【以下より1つを選択可能】
32GB(Core i7搭載時のみ)/
16GB/
8GB(Core i5搭載時のみ)
ストレージ 約2TB SSD(PCIe)/
約1TB SSD (PCIe)/
約512GB SSD(PCIe)/
約256GB SSD(PCIe)
グラフィックス <32GB/16GBメモリ搭載時>
インテル Iris Xe グラフィックス(CPUに内蔵)
<8GBメモリ搭載時>
インテル UHD グラフィックス(CPUに内蔵)
Intel Iris Xe graphics(CPUに内蔵)
かな表記なしキーボード 選択可能
指紋/顔認証 〇/〇
Bluetooth Bluetooth v5.3準拠 Bluetooth v5.1準拠
ペン 同梱
選択可能なOffice Microsoft Office Home and Business 2024 なし/Office Home and Business 2021/ Office Professional 2021
端子類 <Core i7搭載時>
Thunderbolt 4 USB 4(Gen3)Type-C×2(左側面(USB Power Delivery対応、
DisplayPort Alt Mode対応))

<Core i5搭載時>
USB3.2(Gen2) Type-C×2(左側面(USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応))、

【共通】USB3.2(Gen1) Type A×2(左側面×1(電源オフUSB充電機能付)、右側面×1)、HDMI、LAN、microSDカードスロット
バッテリ駆動時間(JEITA 3.0/動画再生時) 31Whバッテリ搭載時: 約5.3時間
64Whバッテリ搭載時: 約9.4時間
25Whバッテリー搭載時: 約3.8時間
64Whバッテリー搭載時:約9.4時間
寸法(幅×奥行×高さ) 308.6×209×16.9mm
重量
(最軽量構成の場合)
31Whバッテリ+Core i5搭載時: 約850g
64Whバッテリ+Core i5搭載時: 約974g
64Whバッテリ+Core i7搭載時: 約988g
25Whバッテリ+Core i5搭載時: 約864g
64Whバッテリ+Core i5搭載時: 約974g
64Whバッテリ+Core i7搭載時: 約988g
カラーリング ピクトブラック/シルバーホワイト
最小構成価格(税込) 193,300円~ 139,700円~

(*価格は記事執筆時点。直近の価格については、直販サイトを参照してください)

【CPU】
WU3/J3では、CPUに第13世代インテルCore i5/i7を選択可能。最新のCore Ultra搭載モデルは選択できません。

第13世代インテルCore 性能 特徴
Hシリーズ



ゲーマーやクリエイティブワーカー向けのハイパフォーマンスモデル
Pシリーズ
一般的なユーザー向けのモデル
Uシリーズ
省電力が求められるモバイルPC/タブレットPC向けのモデル

第13世代インテルCoreプロセッサの種類として、高性能マシンに搭載される「Hシリーズ」、標準的な使い方が想定されるPC向けの「Pシリーズ」、モバイルタイプのPC向けの「Uシリーズ」の3つ挙げられます。その中でWU3/J3は「Pシリーズ」「Uシリーズ」のプロセッサを選択できます。

したがって、性能重視なら「Pシリーズ」、価格/消費電力重視なら「Uシリーズ」がおすすめ。

■選択できるプロセッサ

CPU 【本モデル搭載】
第13世代Core i5-
1335U
【本モデル搭載】
第13世代Core i7-
1360P
コアの数 10
(Performance-cores:2)
(Efficient-cores:8)
12
(Performance-cores:4)
(Efficient-cores:8)
スレッドの数 12 16
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 4.60GHz 5.00GHz
キャッシュ 12MB 18MB

【メモリ】
メモリは約8GB/16GB/32GB搭載モデルを選択可能。自分のニーズに合ったメモリ容量を積むことができます。ただし、オンボードのメモリを搭載しているため、購入後に増設・交換することは不可です。

8GBのメモリ容量があれば、Web閲覧/ビジネスアプリの操作/動画再生といった一般的なタスクであれば、それほどストレスなく処理できると思います。ただし高負荷な作業を行ったり、マルチタスクを実行したりした時に処理にもたつくことがあるので、パフォーマンス重視であれば16GB以上のメモリを搭載することをオススメします。

メモリ容量  
説明
8GB  


快適
一般的なタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生)であれば、それほどストレスなく処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。
16GB 高い負荷のかかる処理を快適に実行したい場合には、16GB以上のメモリを積むことをオススメします。

なお8GBメモリは、Core i5搭載時のみ、32GBメモリはCore i7搭載時のみ選択可能です。

【ストレージ】
ストレージは、高速アクセス可能なSSDのみを選択可能。従来使われていたHDDは選択肢として用意されていません。SATA接続タイプよりも高速なPCIe接続タイプが利用できます。

約256GB/512GB/1TB/2TBの4つの容量オプションが用意されています。

【グラフィックス】
グラフィックスはCPU内蔵タイプのみを搭載可能。なので、動画/画像編集など高い描画処理能力を必要とするタスクを快適に処理するのはちょっと難しいと思います。しかし、モバイルノートPCであるWU3でこうしたタスクを実行することはあまり想定されていないので、それほど気にしなくてもいいでしょう。

【スペックまとめ】

この構成を見る限り、薄さ/軽さを実現するために、性能面が犠牲になっている感じはありません。最新のCore Ultraプロセッサ搭載モデルが選択出来ると良かったんですけどね。モバイルワークで実行することの多い負荷が軽めのタスク(ネットを見る・普通に表計算ソフトを使う・動画を再生するなど)であれば、大きなストレス無く処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。

【WU3/J3と先代モデルWU3/H2の比較】

先代モデルでは25Wh/64Whバッテリ搭載モデルが用意されていましたが、本モデルでは31Wh/64Whに変更されました。

31Whにバッテリ容量が増えたのに、最小重量は約850g。 先代モデルの25Whバッテリ搭載の最小モデル約864gよりも約14g軽量化されています。

また本モデルではMicrosoft Office Home and Business 2024が選べるようになりました。

あとBluetoothがV5.1準拠からV5.3準拠に変更されており、接続の信頼性の向上が見込めます。

【価格】

記事執筆時点の最小構成の価格は本モデルが193,300円、先代モデルが139,700円。主なスペックはほぼ同じのため、異なる点に魅力を感じなければ、アウトレットとして安く提供されている先代モデルを検討するのもありだと思います。

なお記事執筆時点は、当サイト向けの特別クーポンを適用して、 WU3/J3を6%オフ、先代モデルのWU3/H2を4%オフで購入できるので、 お得に購入したい方は確認してみてください。

まとめ

以上、LIFEBOOK WU3/J3について詳しく見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。

LIFEBOOK WU3/J3の特徴

  • ペン付属の13.3インチ液晶搭載2-in-1ノートPCとしては最軽量モデルで約850gと軽量
  • 第13世代インテルCoreプロセッサを選択可能
  • 4つのスタイルを使い分けることが可能
  • ペンを同梱。本体に格納可能
  • ピクトブラックとシルバーホワイトのカラーリングを用意

WU3/J3は、圧倒的な軽さを実現した13.3インチ2-in-1ノートPCです。状況に応じていろんな使い方のできるPCを探しており、軽量で気軽に持ち出して使いたい人、ペンも使いたい人にオススメです。

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