富士通LIFEBOOK WAB/E3レビュー

LIFEBOOK WAB/E315.6インチ液晶を搭載したホームノートPC。コスパに優れたAMDプロセッサを搭載しています。

富士通LIFEBOOK WAB/E3レビュー

主な特徴は次のとおり。

  • 15.6インチ液晶を搭載
  • コストパフォーマンス重視のエントリータイプノートPC
  • AMD 3020e/Ryzen 5モバイルプロセッサー搭載モデル選択可能
  • 価格を重視したモデル

*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ず富士通Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。

*レビュー機のスペック→AMD 3020eプロセッサ/4GBメモリ/256GB SSD/CPU内蔵グラフィックス

1)価格重視の構成(AMDプロセッサ搭載)

LIFEBOOK WAB/E3は、コストパフォーマンスを重視したエントリータイプのノートPCです。

LIFEBOOK WAB/E3の主なスペックは次のとおり。

モデル WAB/E3
カラー ブライトブラック
液晶 15.6型ワイドHD スーパーファイン液晶
最大解像度 1366×768
CPU

AMD 3020e モバイル・プロセッサー (2コア/2スレッド、1.2-2.6GHz)/
AMD Ryzen 5 3500U (8コア/8スレッド、2.1-3.7GHz)

メモリ 8GB/4GB
SSD 約256GB/約512GB(PCIe)
グラフィックス AMD Radeonグラフィックス(CPU内蔵)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R DL(2層)書き込み対応)
サイズ 361×244×27mm
重量 約2.0kg

プロセッサはモバイル向けのAMD 3020e/Ryzen 5 3500Uプロセッサ搭載モデルを選択可能。AMD 3020eの方が安価ですが、Ryzen 5 3500Uの方が性能は上。価格重視ならAMD 3020e搭載モデルが、性能重視ならRyzen 5 3500U搭載モデルがおすすめです。

メモリは4GB/8GB搭載モデルを選択可能。

メモリ容量  
説明

4GB

 


快適
価格重視のモデルで4GBメモリ搭載モデルが用意されることが多いです。価格が安く設定されるのがメリットですが、ちょっと負荷のかかる処理を実行しようとすると、動きがもっさりすることがあるので、できれば8GBメモリ以上のメモリ搭載モデルを選ぶのがおすすめ。
8GB 一般的なタスク(Web閲覧/メール/ビジネスアプリの操作/動画再生)であれば、それほどストレスなく処理できるレベルのパフォーマンスを確保できると思います。

4GBのメモリだと、負荷のかかるタスクを実行するときに、処理にもたつく場合があります。

Web閲覧/メール/動画再生といった比較的負荷の軽いタスクをメインで行い、価格を重視したいというのであれば4GBメモリ搭載モデルでもOKだと思いますが、余裕のあるパフォーマンスを確保したいのであれば、8GBのメモリを積むことをオススメします。

・4GB
・8GB→おすすめ

ストレージは、高速アクセス可能なSSDを選択できます。256GB/512GBの容量を選択できます。

グラフィックスはCPU内蔵タイプのみを選択できます。

最近は本体のスリム化を図るため光学ドライブ非搭載モデル増えていますが、WAB/E3では光学ドライブを搭載。DVDの動画を視聴したりすることができます。

レビュー機のスペックは、AMD 3020eプロセッサ/4GBメモリ/256GB SSD/CPU内蔵グラフィックス。LIFEBOOK WAB/E3で選択できる最小構成のため、スペックはそれほど高くありませんが、一般的な使い方であれば不満を感じることは少ないですね。

実際に使うまでは、処理にもたついてストレスを感じるケースが多くなると思っていたのですが、確かにちょっと待たされるシーンもありますが、価格を考えればまあまあ納得できるレベルかな。Web閲覧/動画再生といった、負荷が重くないタスクであれば、ある程度きびきび動いてくれます。

ただし、動きがもっさりすることがあるので、できればメモリを増設したほうがいいと思います。この構成ではメモリスロットに1つ空きがあるので増設可能。底面部のカバーは簡単に外れるので容易に増設できます。

あるいは価格が高くなりますが、より性能の高いRyzenモデルにした方が、より満足度が上がるでしょう。

レビュー機の構成は、処理速度重視だと厳しいと思いますが、使った限りにおいて、起動/立ち上げ、処理に時間がかかりすぎて我慢できない、という事態が発生することはありませんでした。価格の安さを最重視し、 ある程度動きがもっさりしてもいいという割り切りがあるのであれば、個人的にはありだと思います。

2)15インチ搭載ノートPC

LIFEBOOK WAB/E3は15.6インチ液晶搭載のA4サイズノートPCです。画面が大きくて見やすいのですが、ボディが大きめのため外に持ち出すのには向いていません。通常は据え置きタイプとして使用し、必要に応じて家の中を移動して使う、利用方法になると思います。

B5サイズのノートと比べたところ。

従来からある15インチノートPCと大きさは同じぐらい。

厚さは27mm。

結構分厚いです。

重量は1.961kg(実測値)。重さも、従来の15インチノートPCと同じくらいです。

結構重いです。

重さがあるので、片手で持つと、結構ずしっときます。

どっしりとしているので安定性は高いですね。作業しているときに、本体がずれたりすることはありません。

ビジネスバックから取り出す際、ボディが入り口に引っかかることはありませんでした。

LIFEBOOK WAB/E3の天板部分には光沢加工が施されています。ボディはおそらく樹脂製です。

反射が綺麗ですね。つるつるしていて見栄えがいいのですが、指紋や汚れはつきやすいので、気になる人はこまめに拭き取る必要があります。

カラーリングはブライトブラックのみ。落ち着いた色合いです。

キーボードおよびキーボード周辺部もブラックを採用。

従来のエントリノートPCの場合、液晶の外枠(ベゼル)が分厚く、野暮ったいデザインのモデルが多かったのですが、LIFEBOOK WAB/E3の場合、スリムベゼルデザインを採用することで、ある程度スタイリッシュな仕上がりになっています。

またスリムベゼルデザインを採用することにより、画面を見ているときにベゼルの存在が気になりにくく、画面への没入度を高めることができます。

液晶の下の部分が接地するリフトヒンジを採用。

机と本体の間にスペースが出き、エアフローが改善されるほか、キーボードに傾斜ができます。

ちなみに液晶は上の画像の角度まで傾けることが可能。かなり傾斜させることができます。

電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間を計測してみました。

→1回目:19.949/2回目:18.809/3回目:19.461

約20秒で起動できます。このぐらいの速さで起動するのであれば、そんなに待たされる感じはないです。

3)各パーツをチェック

LIFEBOOK WAB/E3の各パーツをチェックしてみましょう。

15.6インチパネルを搭載。タッチパネルは選択できません。

液晶表示はちょっと淡い感じで、少し青が強く出ています。多分TNパネルを搭載していると思われます。TNパネルはコストが安いのですが、視野角が狭く、表示がちょっと淡い感じになります。

おそらく価格を重視しているため、TNパネルが搭載されているんだと思います。 表示の綺麗なIPSパネルと比べると、その差は歴然としているため、液晶表示にこだわるのであれば、IPSパネル搭載の別のモデルがオススメです。

 
画面表示
視野角
価格
TN 淡い


綺麗
狭い


広い
安い


高い
IPS

斜め方向から見ると、それほど見づらさは感じませんが、

下方向から見ると、視野角が狭いことがよくわかります。ただし、この角度で液晶を見ることはほとんどないと思います。角度調整して、正面から見る形にすれば、視野角の狭さはあまり気になりませんでした。

多少淡く、青白く表示されますが、ずっと見ていると慣れてきます。画質にそれほどこだわらず、価格重視なら、このパネルでもありでしょう。

光沢パネルを採用しています。光沢パネルの場合、非光沢パネルに比べて、色を鮮やかに表現することが可能ですが、照明などの映り込みが発生するため、適宜角度の調整が必要です。

上の画像は、非光沢パネル搭載のモニタと比べたところ。画像下のLIFEBOOK WAB/E3で映り込みが発生しているのがわかります。

 
メリット
デメリット
光沢パネル ・色の表現が鮮やかなので、映像/画像を楽しめる ・照明など、周りの物の映り込みが発生しやすい。
・ぎらつきが多いので、長時間見続けた時の目への負担が大きい
非光沢パネル ・映り込みが発生しにくいので、いちいちディスプレイの角度を調整しなくてもいい
・ぎらつきが少ないので目への負担が軽い
・光沢パネルと比べて、色の表現が淡い感じになる

最大解像度は1366×768ドット。せっかく大きめのパネルを搭載しているので フルHD対応の1920×1080ドットのパネルも選択肢として用意されると良かったのですが、残念ながら設定はなし。

最大解像度
メリット
デメリット

1366×768ドット

・価格が安い
・表示が大きく見やすい
・表示領域が狭い
・精細感が低い
1920×1080ドット ・表示領域が広い
・精細感が高い
・価格が高い
・表示が小さい

表示領域がそれほど広くないので、複数のウィンドウを並べて表示させるのは難しいですね。またパネルの精細感も低めです。

液晶上部にWebカメラを配置。

キーボード。テンキーがあるおかげで数字が入力しやすいです。その反面、キーボードが左に寄っており、キーボード操作時に体が左に寄る形になります。

個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。特に小さなキー、変則的な配置はありません。

頻繁に利用するEnterキーが大きめなので打ちやすいですね。

キートップがわずかに凹形状になっているため、指の収まりが良くタイピングしやすいです。キートップは適度につるつるしていて、指を動かしやすいですね。

キーストローク(キーを押し込む深さ)は深め。しっかり打てます。

打鍵感は柔らかめ、ちょっとふにゃふにゃしした感じ。個人的にはもうちょっと固めで反発があるほうが好きかな。

タッチパッドは、クリックボタンが物理的に別になったタイプを採用。タッチパッドの表面はつるつるしていて滑りがいいですね。反応も良好です。

クリックボタン部分は幅も十分で押しやすいですね。反応もいいのですが、クリック音がちょっと大きめなので、静かな環境では、カチッという音が気になるかもしれません。

パームレストは樹脂製。表面を触るとつるつるしています。

スピーカーがキーボードの上部に配置されています。上方向に音が奏でられるので、 音が手で遮られることはありません。

実際に音楽を聴いてみましたが、少しこもり気味ながら、高音・低音のバランスはそれほど悪くありません。価格重視のノートPCなのでサウンドにはあまり期待していなかったのですが、個人的にはこのクラスのノートPCとしてはがんばっている方だと感じました。

左側面部。画像左から順に、電源端子、

LAN端子、HDMI出力端子、USB3.1(Gen1)Type-A×2、USB3.1(Gen2) Type-Cが配置されています。

HDMI端子経由で24インチモニタに外部出力してみました。大きな画面で作業することで効率をアップできます。

電源端子にケーブルをつないで充電しているところ。L型コネクタを採用しているため、スペースをとらずに接続できます。なので、ケーブルが邪魔になりにくいです。

左側面部のすべての端子類にケーブル・デバイスを接続したところ。

右側面部。

写真左から順に、イヤホンジャック、SDカードリーダー、USB2.0 Type-A、

光学ドライブが配置されています。

SDカードをカードリーダーに差し込んだところ。一番奥まで差し込んでも、これだけカードがはみ出すので、カードを挿入したまま移動させるときは引っかけないよう注意が必要です。

右側面部のすべての端子類にケーブル・デバイスを接続するとこんな感じ。最近では15インチノートPCでも光学ドライブを搭載しないモデルが増えてきています。光学ドライブがあるとボディが分厚く/重くなりますが、搭載されているといろいろ便利です。

両側面部のすべての端子類にケーブル/デバイスを接続したところ。

薄さ重視だと搭載している端子類に制約があるケースが多いのですが、LIFEBOOK WAB/E3はType-C端子/光学ドライブ/LAN端子を搭載。装備は充実しているので使い勝手はいいと思います。

前面部。

左側にステータスライトが配置されており、マシンの状況を確認できます。

中央には取っ手が設けられています。カバーを開けるときに指を引っかけやすいような構造になっています。

ゆっくりとであれば片手だけでカバーを開けきることが可能。いちいち両手を使わなくても開けられるのは便利です。

背面部に端子類は配置されていません。

底面部。

ネジを1つ外すだけで、

簡単にカバーを取り外せます。

中央にバッテリー、右下にメモリスロットが配置されているのが見えます。

メモリスロットは2基搭載されています。簡単にメモリの増設作業を行うことが可能です。この構成では1つのメモリモジュールしか搭載されていないので、1つ増設することができます。

4)同梱物をチェック

LIFEBOOK WAB/E3の同梱物をチェックします。

ACアダプタと電源ケーブル。

ACアダプタは片手で掴める大きさ。それほど大きくはありません。

立方体の形状をしています。

L型コネクタを採用。

ACアダプタと電源ケーブルを合わせた重量は300gです。

まとめ

以上、LIFEBOOK WAB/E3について解説しました。主な特徴をまとめると次のようになります。

LIFEBOOK WAB/E3

  • 15.6インチ液晶を搭載
  • コストパフォーマンス重視のエントリータイプノートPC
  • AMD 3020e/Ryzen 5モバイルプロセッサー搭載モデル選択可能
  • 価格を重視したモデル

デザイン面では、一世代前の仕上がりで、スタイリッシュな感じはなく、低価格を実現するために割り切っている印象を受けます。大きめの液晶を搭載した据え置きタイプのノートPCを探していて、性能よりも価格を重視したい人にオススメしたいですね。

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