富士通ESPRIMO WF1/F1(WF1/F3)実機レビュー
オールインワンデスクトップESPRIMO WF1/F1は、狭額フレームを採用した23.8インチ液晶搭載のオールインワンデスクトップ。
(*追記:2021年10月に後継モデルとしてESPRIMO WF1/F3が登場しました。主な変更点として、Windows 10からWindows 11にアップデート/Office 2019からOffice 2021にアップデートが挙げられます。基本的に筐体に関する変更点はないため、ESPRIMO WF1/F3に関しても、ESPRIMO WF1/F1のレビューが参考になると思います)

WF1シリーズはフレームがすごく狭いので、まるで液晶が浮いているように見えます。またデザインもすごくスタイリッシュです。
ESPRIMO WF1の主な特徴はこちら。
- リビングに調和するスタイリッシュなボディ
- 見やすい4辺狭額デザイン
- 置き場所に困らない省スペース
ここでは、WF1シリーズの特徴・デザイン・スペック等について詳しく解説します。
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ず富士通Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
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1)4辺とも狭額フレームを採用

ESPRIMO WF1では、液晶の4辺とも狭額フレームを採用しています。フレームの存在を気にしなくていいので画面への没入度を高めることができます。

指と比べると、その狭さがよくわかります。

液晶は23.8インチ。高輝度広視野角のIPS液晶パネルを採用しており、画面が非常に明るくて綺麗です。

最大解像度はフルHD対応の1920×1080ドット。

パネルが大きいので、ウィンドウを複数表示させて、作業を効率化できます。

文字つぶれもなく、細かい部分までしっかり描写できます。

自分で撮影した写真を映し出してみました。色の表現が鮮やかです。

瑞々しい表現が可能。

視野角も広いので、斜め方向から見てもしっかり表示を確認できます。

ただし、映り込みが発生しやすいので適宜角度を調整する必要があります。
2)スタイリッシュなボディ

WF1は、スタイリッシュなボディに仕上がっています。
直線を基調としたデザインのため、シャープな印象を与えます。

このデザインなら家のどこにでも違和感なく設置できると思います。

オールインワンPCのため、設置面積も小さく済みます。

スタンドは丸みを帯びた独特の形状をしていますね。

質感も高く、落ち着いた感じを醸し出しています。

液晶の傾きを調整することが可能。

傾きを変えても設置面積が変わらないような設計になっています。高さ調整機能は用意されていません。
3)スペックをチェック
WF1の主なスペックは次のとおり。
モデル | インテルCPU搭載モデル |
AMD Ryzen搭載モデル |
液晶 | 23.8型(ローヘイズ液晶) [1920×1080 フルHD] | |
OS | Windows 10 Home 64ビット版/ Windows 10 Pro 64ビット版 (「テレビ機能無し」選択時のみ搭載可能) |
Windows 10 Home 64ビット版 |
CPU | インテル Core i71165G7/ インテル Core i3-1115G4 / インテル Celeron 6305 (「テレビ機能無し」選択時のみ搭載可能) |
AMD Ryzen 7 4700U モバイル・プロセッサー/ AMD Ryzen 5 4500U モバイル・プロセッサー |
メモリ | ・32GB(16GB×2)(デュアルチャネル対応) ・16GB(8GB×2)(デュアルチャネル対応) ・8GB(4GB×2)(デュアルチャネル対応) ・4GB(4GB×1) |
|
ストレージ | SSD 【以下より選択可能】 ・約1TB SSD (PCIe) ・約512GB SSD (PCIe) ・約256GB SSD (PCIe) HDD 【以下より選択可能】 ・ 約2TB HDD(Serial ATA、5,400回転/分) ・ 約1TB HDD(Serial ATA、5,400回転/分) ・なし |
|
ドライブ | スーパーマルチドライブ/ BDXL(TM)対応 Blu-ray Discドライブ |
|
TVチューナー | なし/地上・BS・110度CSデジタル×2 | なし |
インテルCPU搭載モデル(WF1)とAMD Ryzenプロセッサ搭載モデル(WFB)が用意されています。一般的に、インテルプロセッサよりもAMD Ryzenプロセッサの方がコスパが高いと言われています。
→参考:ESPRIMO WFB実機レビュー
インテルCPU搭載モデルでは、インテルCeleronに加え、インテルCore i3/i7プロセッサを選択可能。
価格重視ならCeleron、性能重視ならCore i7、コストパフォーマンス重視ならCore i3というように、ニーズに合わせて選択できます。
メモリは4GB/8GB/16GB/32GBを選択可能。価格重視だと4GBメモリですが、4GBだと負荷がかかると処理にもたつくシーンが出てきます。パフォーマンスにこだわるのであれば、なるべく8GB以上のメモリを搭載することをオススメします。
ストレージは、SSD+HDDのハイブリッド構成に加えて、SSDのみの構成も選択できます。
光学ドライブには、DVDスーパーマルチドライブ/ブルーレイディスクドライブを選べます。
テレビチューナを搭載することもできます。
4)各パーツをチェック

上面部の一番右にはステータスランプ、その奥に電源ボタンが配置されています。

電源がオンになると、ボタンが点灯します。

Webカメラが上面部中央に配置されています。

右側面部。端子類が配置されています。この構成では、SDカードスロット、USB3.2 Type-A(Gen1)×1、USB3.2(Gen2) Type-C×1、ヘッドホン端子が配置されています。

左側面部。上部に外部入力ボタン、明るさUPボタン(HDMI入力用)、明るさDOWNボタン(HDMI入力用)、音量UPボタン(HDMI入力用)、音量DOWNボタン(HDMI入力用)が配置されています。

左側面部の下部には、光学ドライブが配置されています。 スーパーマルチドライブに加えて、 BDXL(TM) 対応 Blu-ray Discドライブを選択できます。

光学ドライブのトレイを引き出したところ。

スピーカーは底面部に配置されており、音が床に反射する仕組みになっています。

実際に音楽を聴いてみましたが、若干こもり気味。もうちょっとクリア感があったらいいな、と感じました(あくまで個人的感想です)。

背面部。

下に端子類が配置されています。この構成では、左から順にテレビアンテナ端子、LAN端子、HDMI入力端子、HDMI出力端子、USB3.2 (Gen1) Type-A 端子×2、電源端子が配置されています。

HDMI入力端子を搭載しているので、ゲームなどを接続して、ESPRIMO WF1の大きな画面で楽しむことができます。

電源ケーブルを接続したところ。フックに電源ケーブルを引っかけることが可能。

背面部の左上の部分は簡単に外せる仕様になっています。

指を引っかけてカバーを外せば、メモリスロットにアクセスできます。メモリスロットは2基搭載されています。

WF1には、ワイヤレスのマウス/キーボードが同梱されています。ケーブルが不要なので、本体から離れた場所で操作したり、使わないときは収納したりすることが可能。本体のカラーリングがホワイトの場合はホワイト、ブラックの場合はブラックのマウス/キーボードが付いてきます。

キーボード。

Enterキーが大きめです。

十分なキーピッチを確保しているうえ、キーストロークも深めなので打ちやすいですね。ただ、個人的には打鍵感がやわらかすぎて、ちょっとふにゃふにゃする印象を受けました。

マウス。

キーボード/マウスを使わないときは、本体下に格納することが可能です。

同梱されるACアダプタはコンパクトタイプ。

このぐらいの大きさであれば、置き場所に困るシーンは少ないと思います。

以上、富士通ESPRIMO WF1シリーズについて詳しく解説しました。特徴をまとめると次のとおり。
ESPRIMO WF1シリーズ
- 4辺狭額フレームを採用
- スタイリッシュなデザイン
- 液晶表示が綺麗なので高い没入感を誇る
- オールインワンタイプのため省スペースを実現
- 多彩なプロセッサを選択可能
- 基本性能は充実している
4辺狭額フレームを採用することですごくスタイリッシュなデザインに仕上がっています。これならリビングに置いても違和感はないでしょう。あまりヘビーな使い方をしない、家族で共有できるオールインワンPCが欲しい、なによりデザインにこだわりたい、という人にオススメです。液晶表示が鮮明で綺麗なので、動画を堪能したい人にもオススメしたいですね。
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