富士通LIFEBOOK WAA/C2レビュー/評価
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LIFEBOOK WAA/C2は15.6インチ液晶を搭載したノートPC。ホームノートパソコンWAシリーズに属しており、WAシリーズの中でコスパに優れたエントリーモデルに位置づけられています。
→参考:WAシリーズのラインアップ

ここでは、WAA/C2の特徴・スペックについて詳しく解説します。
WAA/C2ではブラックとホワイトの2つのカラーリングが用意されています。

レビュー機はシャイニーブラック。天板部分には光沢加工が施されています。
見た目が艶々していてすごく綺麗。

エントリノートにありがちなチープ感はありません。
ただし、指紋や汚れはつきやすいですね。気になる人はこまめに拭き取る必要があります。


キーボードおよび周辺部も天板と同じカラーリングになっており、統一感があります。
重量は約2.3kg。ちょっと重めです。

持ってみたところ。

厚さは最薄部で25.4mm。ちょうど持ちやすい厚さです。

横から見てみました。凸凹のないフラットなデザインになっているのがわかります。

液晶を開いてみたところ。ここまで傾けることができます。LIFEBOOK WAA/C2の主なスペックは次のとおり。
モデル | WAA/C2 |
カラー | シャイニーブラック/アーバンホワイト |
液晶 | 15.6型ワイド HD タッチ非対応 |
最大解像度 | 1366×768、スーパーファイン液晶 |
APU | AMD デュアルコア E2-9000 APU + AMD Radeon R2 グラフィックス/ AMD デュアルコア A9-9420 APU + AMD Radeon R5 グラフィックス |
メモリ | 8GB(8GB×1)/4GB(4GB×1) |
HDD | 約256GB SSD / 約128GB SSD / 約1TB HDD(Serial ATA、5,400回転/分) / 約500GB HDD(Serial ATA、5,400回転/分) |
光学ドライブ | スーパーマルチドライブ/ BDXL対応Blu-ray Discドライブ(スーパーマルチドライブ機能対応) |
重量 | 約2.3kg |

プロセッサはAMDデュアルコアを搭載。インテル製プロセッサに比べて、AMDはコスパが高いのが大きな特徴です。したがって、AMDプロセッサはエントリーモデルに搭載されることが多いです。ただし、その分、性能は抑えめです。
メモリは4/8GBの中から選択可能。ストレージは、SSD、HDDのいずれかを選べます。SSDの方が高速アクセス可能なうえに、耐衝撃性に優れています。ただし、最大で256GBの容量しか選べません。
大容量ストレージが必要であれば、HDD搭載モデルを選択するか、外付けのストレージを別途用意する必要があります。
またブルーレイドライブも選択できるので、ブルーレイの綺麗な映像を楽しみたい人にもオススメです。
搭載している端子類は、USB3.0×2、USB2.0×2、HDMI出力端子、LAN端子、SDカードリーダーです。

Windowsエクスペリエンスインデックスのスコアでパフォーマンスをチェックしてみました。
レビュー機のスペックは次のとおり。
CPU:AMD デュアルコア E2-9000→7.9
メモリ:4GB(4GB×1)→5.9
ストレージ:約500GB HDD→5.9
グラフィック:内蔵グラフィックス→5.4
起動に少し時間がかかったり、動きがもったりすることはありますが、Web閲覧/動画再生といった、それほど負荷のかからない作業を実行してみたところ、全体的にそんなにストレスを感じることはありませんでした。
ただしキビキビ動作することを求めるのであれば、ちょっと厳しいかもしれません。あと、描画処理能力を必要とする、動画/画像の編集作業やゲームなどはちょっと難しいと思います。
あくまで、価格重視で、Web閲覧や動画再生などの負荷が軽めの作業においてそこそこ使えるレベルのノートPCを探している人にオススメしたいモデルに仕上がっていると思います。
次に各パーツについて見ていきましょう。

液晶は15.6インチ。最大解像度HD(1366×768)のパネルを搭載しています。

光沢パネルを採用しており、色の描写が美しいですが、映り込みが発生しやすいです。全体的に表示がちょっと淡い感じで青みがかっています。

あと、左右の視野角は広めですが、上下方向の視野角は狭め。なので、見づらいときには適宜角度を調整する必要があります。でも、エントリーモデルなので、このあたりのトレードオフは仕方のないところ。

ただし、きちんと角度調整してやれば、正面から見る分にはまったく問題なく表示できるので、そんなに気にしなくてもいいかも。
やはり上位クラスに搭載されている液晶とは表示の綺麗さが異なるので、画面の精細感/色の鮮やか/視野角の広さにこだわるのであれば、表示の綺麗なIPSパネルを搭載したモデルを選択した方がいいと思います。
あくまで価格重視モデルとしての割り切りが必要だと思います。

キーボード。

個々のキーが独立したセパレートタイプを採用しています。

テンキーを搭載。

Enterキーも大きく打ちやすいです。

キーの表面はざらついており、滑りにくくなっています。

キーピッチは約18.4mm。

キーピッチは十分な幅を確保。窮屈さは感じません。

キーストロークもそこそこ深めなので、非常に打ちやすいです。さすがは使いやすいキーボードで定評のある富士通のノートPCです。エントリノートとはいえ、しっかり作り込まれています。

キーボード部分が少し傾斜しているので、入力しやすいです。

タッチパッドはクリックボタンが物理的に別になったタイプを採用。

反応は良好です。
最近はタッチパッドとクリックボタンが一体になったタイプが増えていますが、個人的には、やはりクリックボタンが別になったタイプの方が使いやすいと思います。押しやすいのがいいですね。

パームレスト部分には、天板同様、光沢加工が施されています。

キーボードの上部の左右にスピーカーを搭載しています。

この位置にスピーカーがあると、音が遮られないのでいいですね。

左側面部。

USB 2.0、USB 3.0×2、HDMI端子、

LAN端子が配置されています。

右側面部。

ヘッドホン端子、USB2.0端子、

光学ドライブ、電源端子が配置されています。

電源ケーブルを接続したところ。L型コネクタを採用しているので、接続するときのスペースが少なくて済みます。

前面部。

左にステータスライトが配置されています。

ステータスランプの右にはSDカードリーダーを配置。

SDカードを奥まで差し込んだところ。少し飛び出しているので、SDカードを差したまま移動するときには注意が必要です。

底面部。

バッテリ。

バッテリは着脱可能です。

底面部の右下の部分は、ネジを一本外すだけで簡単に取り外すことができます。

取り外したところ。

メモリモジュールが2つ配置されているのが見えます。メモリの増設を簡単に行うことができます。

同梱されるACアダプタと電源ケーブル。

ACアダプタはコンパクトタイプを採用。


電源ケーブルはちょっと太めです。

以上、LIFEBOOK WAA/C2について詳しく見てきました。特徴をまとめると次のようになります。
LIFEBOOK WAA/C2の特徴
- 15.6インチの大型液晶を搭載
- 光沢加工されたボディ
- 使いやすいキーボードを搭載
- コストパフォーマンス重視
LIFEBOOK WAA/C2は価格を重視したエントリノート。低価格を実現するため、いろんなところをそぎ落としていますが、キーボード/タッチパッドは使いやすいし、液晶パネルもそこそこ綺麗だし、ということで、コストパフォーマンスに優れた使いやすい15インチ液晶搭載ノートをお探しの方にオススメです。
特にまだパソコンを持っていない人にオススメしたいですね。いつもはスマホを使っているけど、動画は大画面で見たい、という人にぴったりだと思います。家にデスクトップPCはあるけど、室内を簡単に移動できるノートPCが欲しい、という人にも最適だと思います。
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