富士通FMV WU8-K3レビュー
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富士通FMV WU8-K3は、軽さを追求した13.3インチパネル搭載の2-in-1ノートPCです。
【プロモーション/機材提供:富士通クライアントコンピューティング(株)】
富士通FMV WU8-K3の主な特徴は次のとおり。
- 最軽量約965gという軽さを実現した2-in-1PC
- 13.3インチパネル搭載
- NPU内蔵のインテルCore Ultraプロセッサ搭載
- 4つのスタイルを使い分けることが可能
- 高精細リアカメラ搭載
- バッテリ着脱可能
メーカーから富士通FMV WU8-K3をお借りすることができたので、ここでは富士通FMV WU8-K3の特徴・スペックなどについて詳しく解説します。
*ここに記載されているスペック・構成・価格は記事執筆時点のものです。最新情報については必ず富士通Webサイトでご確認ください。レビュー機はメーカーの貸出機です。
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1)超軽量な13.3インチ2-in-1 PC
本モデルは2-in-1タイプのPC。
ノートPC、
スタンド、
タブレット、
テントの4つのスタイルで使用可能。
それほど力を入れなくてもスタイルを簡単に変更でき、状況に合わせた使い方が可能です。ヒンジは結構固めで、僕が使用した限り、タッチ操作しているときにパネルの傾きが変わってしまうことはなかったですね。
2-in-1PCとしてはすごく軽量で最軽量構成(47Whバッテリ搭載時)で約965gしかありません。レビュー機は、63Whバッテリ搭載モデルで1.003kg(実測値)。
最軽量構成よりは38g重いですが、それでも2-in-1PCとしては十分軽いと思います。
さっと持ち上げて移動することが可能。扱いやすくハンドリングしやすいですね。気軽に外に持ち出せるので高い機動性を発揮できると思います。PCを持ち出す機会の多い人にとって、この軽さは非常に魅力的でしょう。
ただし、約1kgあるのでタブレットスタイルでずっと片手で持っているのは厳しいかな。両手であればある程度持っていられると思いますが。
厚さは最厚部で約18.28m。すごくスリム、という印象は受けませんが、掴みやすいと感じました
2)スペック/価格
スペックについて見ていきましょう。
| モデル | FMV WU8-K3 |
| 液晶 | 13.3型ワイド(タッチパネル・ ノングレア液晶・1920×1080ドット) |
| CPU | インテルCore Ultra 7 255H(NPU内蔵) インテルCore Ultra 5 225U(NPU内蔵) |
| メモリ | 8GB/16GB/32GB(オンボード) |
| ストレージ | 約256GB/512GB/1TB/2TB SSD |
| グラフィックス | <Core Ultra 7搭載時>インテルArc 140T GPU(CPU内蔵) <Core Ultra 5搭載時>インテルグラフィックス(CPU内蔵) |
| 端子類 | HDMI/LAN/ヘッドホン・マイク/microSDカードリーダー/USB Type-A 3.2(Gen1)×2 |
| USB Type-C | Thunderbolt 4 USB4(Gen3)×2 |
| カメラ/シャッター | フロント:約500万画素/リア:約1258万画素/シャッター有 |
| 指紋/顔認証 | 〇/〇 |
| WiFi | Wi-Fi 7対応 |
| バッテリ容量 | 63Wh/47Wh選択可能(着脱式) |
| 駆動時間(動画再生時/JEITA3.0) | <63Whバッテリー搭載時>約12.0時間 <47Whバッテリー搭載時>約9.0時間 |
| カラーリング | ピクトブラック |
| 寸法(幅×奥行×高さ)(突起部含まず) | 308.6mm×215mm×18.2mm |
| 重量 (最軽量構成の場合) | 約1012g(63Whバッテリ搭載時) 約965g(47Whバッテリ搭載時) |
CPUは、インテルCore Ultra 5 225U/7 255H搭載モデルを選択可能 消費電力重視のUシリーズ/性能重視のHシリーズ搭載モデルを選べます。いずれのプロセッサも、AI専用NPUを内蔵していますが、Copilot+PCには準拠していません。
メモリは8GB/16GB/32GBを選択可能。
価格重視なら8GBメモリですが、負荷がかかると動きがもっさりすることがあるので、性能重視なら16GB以上のメモリを積むことをオススメします。
メモリはオンボードタイプのため、購入後にカスタマイズすることはできません。
グラフィックスはCPU内蔵タイプを搭載。高性能グラフィックス搭載モデルは用意されていません。
描画処理能力的には、インテルグラフィック(Core Ultra 5搭載時)よりもインテルArcグレフィックス(Core Ultra 7搭載時)の方が上なので処理能力重視ならCore Ultra 7 搭載モデルがオススメ。
負荷が軽めのタスクがメインとなることの多いモバイルPCとしては十分なレベルの構成だと思います。
動画撮影時点では、最小構成(Core Ultra 5 225U/8GBメモリ/256GB SSD/31Whバッテリ/ACアダプタ無し)が148,332円(税込)。
超軽量モバイル2-in-1PCであることに魅力を感じる人にとっては、個人的には手が出しやすいかな、という印象を受けました。
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3)ベンチマーク/ファンの音/熱/バッテリ駆動時間
性能をベンチマークでテストしました。レビュー機のスペックはこのとおり(インテルCore Ultra 5 225Uプロセッサ/16GBメモリ/512GB SSD/CPU内蔵グラフィックス)。
中程度の負荷のかかる「FF14 漆黒の反逆者」ベンチマークを実行したところ、高品質で「とても快適」、最高品質で「快適」。
重い負荷のかかるFF15ベンチマークの結果は「軽量品質」が「やや重い」、「標準品質」が「重い」、「高品質」が「動作困難」。
実際に文章を作成する/ネットを見る/動画を再生するといった、モバイルPCで行うことの多い、負荷が軽めのタスクを実行している際、大きなストレスを感じることはほとんどありませんでした。
ファンの音をスマホの騒音計アプリで計測してみました。僕が使用した限り、ネットを見るなど負荷が軽めのタスクを処理しているときは 通常は18-25dB程度で静か。ファンの音はほとんど聞こえてきませんでした。
FF15ベンチマーク実行時は30-35dB程度。静かな環境だと、耳をすませば、ちょっとファンの回転音が聞こえてくるかな、という程度でほとんど気になりませんでした。
熱についてですが、FF15ベンチマーク終了直後、底面部の通気孔あたりを触るとほんのりと温かい程度。熱くはないです。
背面部に通気孔があるため、 キーボード上部もほんのりと温かいですが、パームレストに熱はほとんど感じませんでした。 スリム・軽量PCですが、使った限りでは、冷却性はしっかりしていそうな印象です。
バッテリ駆動時間を計測してみました。レビュー機は63Wバッテリ搭載。
条件1の何もしない状態で約12.5時間、動画再生した状態で約8.3時間バッテリが駆動する計算です。
ちなみにバッテリ容量は47Wも選択可能です。47Whバッテリ搭載の場合、スペック値では約965gなので、約47g軽量化できますが、バッテリ駆動時間は短くなります。
あとバッテリは自分で着脱可能です。背面部にある2箇所のロックを外せば、バッテリカバーを簡単に取り外せます。ドライバ等の工具は不要です。
長期間使っていてバッテリが消耗したとき自分でバッテリを購入して交換できるので、PC本体を買い替えなくても済むため、総所有コストを減らすことができると思います
4)デザイン/堅牢性
カラーリングはピクトブラックのみ。
精悍な感じで落ち着いた仕上がりです。
天板部はマットな仕上がり。表面はさらさらしています。指紋は多少つきやすいかなという印象。ボディには細かい模様が入っているのが分かります。
キーボードおよびその周囲、
そして底面部も天板部と同系色です。
パネルのベゼルの幅が広め。スリムベゼル採用モデルと比べてみると、
本モデルはちょっと野暮ったい感じがしますが、
タブレットスタイルにしたとき、ベゼル幅が狭いと持っている方の指でパネルを触ってしまい誤動作することあるのですが、ベゼル幅が広いと誤動作しにくいです。
本モデルは軽量モバイルPCですが、米軍採用規格試験をクリアしています。
堅牢性は高めなので片手だけで持ってもボディのたわみ等はほとんど感じなかったですね。
本モデルは信頼の国内生産。
底面部に「Made in Japan」が記載されています。
富士通製PCだと安心だと感じる人もいるでしょうね。
直販モデルなので、登録すれば1年保証が3年に無料で延長されます
5)ディスプレイ
本モデルには縦横比16:10の13.3インチパネルを搭載。
14インチPCを並べてみました(上の画像の左がレビュー機。右が14インチPC)。
最大解像度は1920×1200ドットです。
パネル表示は綺麗な印象。
色表現も結構鮮やかで、瑞々しい表現が可能だと感じました。
黒い部分もしっかりめに表現できるので、映像も楽しめましたね。
色域の狭いパネルを搭載した14インチPCに同じ画像を映し出してみました(左:レビュー機(13.3インチPC)/右:14インチPC(色域の狭いパネルを搭載))。
色域の狭いパネルは暖色系が黄色っぽく表現されていますが、 本モデルのパネルはより忠実に色が再現されていると思います。
視野角は結構広め。
本モデルは2-in-1PCのためタッチパネルを搭載。タッチ時の反応も良好です。
タッチパネルだと光沢パネルになるケースが多く、光沢パネルは色表現が鮮やかですが、映り込みが発生しやすいです。本モデルはタッチパネル搭載モデルとしては珍しく非光沢パネルを採用。 映り込みが発生しにくいので作業しやすいと思います。またパネルに指紋もつきにくいです。
明るめのパネルを採用しているため、室内で使っているときに暗く感じることはありませんでした。
前面部中央に取っ手があり、指を引っかけやすいですが、片手だけでカバーを開け切ることはできませんでした
6)キーボード/タッチパッド
キーボードについて見ていきましょう。
「かな表記なし」と「あり」のキーボードが選択できます。
レビュー機は、かな表記なし。シンプルな仕上がりです。またキーの中央が少し窪んだ形状をしており、指の収まりがいいと思います。
半角キーやタブキーなど左端のキーが大きめ。
右端にあるEnterキーも大きめなので押しやすいです。
矢印キーは押しやすい逆T字レイアウト。
キーストローク(キーを押し込む深さ)はモバイルPCとしては深めの約1.5mm。反発がほどよくあり、きびきびタイピングできる感じで個人的には好きですね 打鍵音は標準的な大きさ。それほどうるさいとは感じませんでした。キーを強く押すとちょっとボディがたわみますが、僕はあまりキーを強く押さない方なので、ほとんど気になりませんでした。
キーピッチ(キー間の距離)は約19mm。フルサイズのキーボードと同程度のキーピッチを確保。窮屈な感じはしなかったです。
キーボードバックライトを搭載。
Fnキー+スペースキーで、弱-強-オフの切り替えが可能です。
タッチパッドはクリックボタンが物理的に別になったタイプを採用。 最近はクリックボタンが一体化したモデルが多くなっていますが、個人的には別になっている方が押しやいですね。
タッチパッドはちょっと小さめですが、操作に支障は感じませんでした 適度に滑らせることができる感じで反応は良好です。
クリックボタンは押しやすく、軽く押すだけで反応してくれます。 誤動作はほとんどないのでストレス無く使えましたね。
押した感触はやわらかめで心地いいです。クリック音もそれほど大きくは感じなかったです。
7)端子類/カメラ/認証/サウンド
右側面部。電源ボタン、microSDカードリーダー、USB Type-A、HDMI、LAN端子を配置。
左側面部。USB Type-C×2、USB Type-A、マイク/ヘッドホンコンボ端子を配置。
LAN端子、microSDカードリーダーを搭載するなど、端子類は充実しています USB端子はType-Aが2個とType-Cが2個の合計4個搭載。
Type-C端子は2つともDisplayPort/PowerDelivery/Thunderboltに対応しているため、使い勝手がいいと思います。
フロントカメラは約500万画素。
標準レベルの画質の印象を受けました。
キーボード右上にリアカメラも搭載。
こんな風に撮影でき、記録として画像を残したりするときに便利だと思います。リアカメラは約1258万画素という高精細なカメラなので鮮明に撮影できる感じですね。
カメラアプリの右上のアイコンで、フロントとリアのカメラの切り替えが可能です。
フロントカメラはシャッター付き。
マイクオフ機能も搭載されています。
電源ボタンに指紋認証センサーを搭載。顔認証にも対応しています。
ステレオスピーカーを内蔵。底面部の前面部寄りの左右にスピーカー穴を配置。
実際に音楽を聴いてみましたが、ちょっとカシャカシャする感じはありますが、クリア感があり、全体的なバランスはいいという印象。軽量モバイルPCとしては個人的には妥当なレベルのサウンドで、音楽を楽しめると感じました。
本モデルはWiFi 7に対応しています。
8)用意されているオプション(ACアダプタ/アクティブペン)
純正ACアダプタと電源ケーブルはオプションになっていて、
必要な方は別途購入する必要があるので注意が必要です。
純正ACアダプタは非常にコンパクト。
65W型です。
接続端子はUSB Type-Cを採用。電源ケーブルは両端ともType-C端子なので汎用性があり、他の目的に転用することが可能です。
左側面部に2つあるType-C端子のどちらに接続しても充電可能です。
ACアダプタとケーブルの合計重量は149g(実測値)。非常に軽量です。
ACアダプタ類と本体を合わせた重量は1.152kg(実測値)。一般的な軽量PCのボディのみと同じくらいの重さなので一緒持ち歩いても苦にならないと思います。
また専用アクティブペンもオプションで購入できます。
2-in-1PCなのでペンがあると便利ですね。
前面部下にペンを格納することができ、磁石でくっつけられます。ぴったりと格納できるため、携帯時も邪魔にならないと思います。また紛失のリスクも減らせます。結構強力に張り付いているので、多少動かしたぐらいでは外れなかったです。
使いたいときにさっと取り出せるので使い勝手がいいと思います。格納時に充電可能で、約3分の充電で約90分使用することができるとのことです。
ペンの重量は11g。
本体と合わせた重量は1.014kg(いずれも実測値)。約1kgと軽いので気軽に一緒に持ち歩けると思います。
以上、FMV WU8-K3について詳しく見てきました。主な特徴をまとめると次のとおり。
FMV WU8-K3の特徴
- 最軽量約965gという軽さを実現した2-in-1PC
- 13.3インチパネル搭載
- NPU内蔵のインテルCore Ultraプロセッサ搭載
- 4つのスタイルを使い分けることが可能
- 高精細リアカメラ搭載
- バッテリ着脱可能
いろんなスタイルで使える2-in-1タイプのノートPCです。最軽量構成が約965gとなっており2-in-1タイプの13.3インチノートPCとしては非常に軽いので高い機動性を確保できると思います。
NPU内蔵のインテルCore Ultraプロセッサ搭載。リアカメラを搭載しており、記録が簡単にとれるほか、バッテリが着脱式のため、総所有コストを減らすことができます。
状況に合わせた使い方のできる2-in-1PCを探しているが、軽さ/機動性の高さを重視したい、端子類は豊富な方がいい、キーボード/タッチパッドの使い勝手も重視したい、長期間使いたい人は検討してみてはいかがでしょうか。
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