特徴/富士通LIFEBOOK PH75/DNレビュー

富士通LIFEBOOK PH75/DNは、12.1型液晶を搭載したコンパクトノート。重量は最小構成で1.3kg程度と軽く、気軽に持ち運べることを想定したモバイルノートです。バッテリ駆動時間も長めなので、外出先でも電源を気にすることなく安心して使用することができます。

LIFEBOOK PH 70シリーズには、PH74/CNとPH75/DNの2つのモデルが存在しますが、大きな違いとしてPH75/DNには、目的に合わせて装備を変更できるモバイル・マルチベイ構造が採用されている点が挙げられます。

それでは、LIFEBOOK PH75/DNの特徴について詳しく見ていきましょう。

富士通LIFEBOOK PH75/DN(PH74/CN)レビュー

最初に見たとき感じたのはすごくコンパクトだということ。12.1インチ液晶搭載ノートなので筐体は小さめです。

LIFEBOOK PH75/DN(PH74/CN)軽い

しかも軽い!持ってみると、あまりの軽さに拍子抜けする感じ。

持ってみた

多少厚みがあるので重いのかな、思ってしまうのですが、重量は1.3kg程度なのですごく軽いです。これなら、どこにでも気軽に持ち運べますね。

持ってみたところ

持ってみたところ。コンパクトなので持ちやすいです。

富士通LIFEBOOK PH75/DN(PH74/CN)レビュー天板

天板部分は光沢加工処理されて入るため、すごく艶があります。ピカピカですね。すごく見栄えがします。

光沢加工

非常に高い質感を実現しています。あと光沢加工処理されていると汚れがつきやすくて大変かなと思うのですが、このLIFEBOOK PH75/DNを触ってみても、それほど指紋や汚れが目立つことはありません。こういう細かいところの配慮はうれしいですね。どれだけ見た目が綺麗でも、指紋でベタベタだと見た目がよくないし、触っていても気持ち悪いですからね。

雑誌と比較

大きさはA4サイズの雑誌とほぼ同じ。非常にコンパクトです。

富士通LIFEBOOK PH75/DN(PH74/CN)レビュー

ただ、ちょっと厚みがありますね。デザイン的にはちょっと野暮ったい感じがします。もうちょっとスリムだと、もっと格好良かったのになあ。。。

富士通LIFEBOOK PH75/DN(PH74/CN)液晶

液晶の表示はすごく綺麗。文字のにじみなどはありません。

このモデルでは、液晶は光沢加工されたグレアタイプの液晶を採用。ただし、カスタマイズモデルでは、光沢加工処理されていないノングレア液晶も選択できます。

光沢液晶は、色味が豊かなため、特に動画を再生する場合に威力を発揮しますが、その分、どうしても照明などによる映り込みが発生してしまいます。映り込みが気になる人はノングレアタイプを選択すると良いでしょう。

解像度

最大解像度は1280×800ドット。12.1インチというコンパクトな液晶を搭載していることを考えれば、このレベルの解像度が妥当なところでしょう。できれば、もう一回り大きな1366×768ドットもオプションで選択できると良かったのですけどね。

Yahoo

Yahoo!のトップページを表示したところです。

富士通LIFEBOOK PH75/DN(PH74/CN)キーボード

キーボードのサイズはデスクトップよりも若干小さめ(キーピッチは約18mm)ですが、12.1インチノートとしては非常に操作性に優れています。

ブライドタッチ

小さすぎて打ちにくいキーも存在せず、イレギュラーはキー配置もないため、慣れればブラインドタッチも問題無く行うことができます。ただ、個人的にはキーの表面がちょっとつるつるするのと、打鍵感がちょっと軽いかな、という感じがしました。もうちょっとキーストロークがあった方が打ちやすいと思うのですが。。。

富士通LIFEBOOK PH75/DN(PH74/CN)タッチパッド

特筆すべきはタッチパッドの操作性の良さ。表面が適度にざらついており、すごく指の動きになじみます。ポインタを思ったところに移動できるのは爽快感すら感じます。これならマウスを使わなくてもストレスは感じないですね。

スクロールパッド

タッチパッドの右にあるスクロールパッドの操作性もいいですね。これ、他社ノートではあまり見かけないのですが、このパッドを指で回転状になぞることにより、画面のスクロール操作を行うことができます。慣れると扱いやすい機能ですね。

富士通LIFEBOOK PH75/DN(PH74/CN)パームレスト

パームレスト部分も、ざらつきのある加工が施されており、汚れが付きにくくなっています。長時間入力操作を行っていると、パームレスト部分が汗などでべとついて気持ち悪く感じることがあるのですが、この加工のおかげでべとつきはほとんど発生しません。すごく快適です。LIFEBOOK PH75/DNでは、こうした実用性の高さが魅力です。

富士通LIFEBOOK PH75/DN(PH74/CN)スピーカー

キーボード上部の左右にスピーカーが配置されています。音楽を再生してみましたが、高音がちょっとシャリシャリしますね。重低音の響きも今1つ。しかし、このクラスのコンパクトノートで、そこまでのサウンドを追求してもちょっと酷だと思います。真剣に聞くにはちょっと物足りないレベルかもしれませんが、音割れしたりすることはなく、バックグラウンドで、ながら再生しておくには十分なレベルだと思います。

スピーカーがキーボードの奥にあるので、入力操作しているときに手が邪魔になって音がこもることがないのもいいですね。

ワンタッチボタン

キーボードの上部には各種ワンタッチボタンが5つ配置されています。これらのボタンを押すことで、各種操作にワンタッチでアクセスできます。左から順にSupport ボタン、Internet ボタン、Mailボタン、ECOボタン、Dictionary ボタンが配置されています。

ECOボタン

興味深かったのは、右から2つ目のECOボタン。このボタンを押すと、省電力モードに設定するかどうかの確認画面が表示されます。

ECOモード

省電力モードに切り替えると、バッテリ駆動時間を延ばすことができますが、その分、使用できない機能が出てくるので注意が必要です。上の写真で、使用できない機能が示されています。

富士通LIFEBOOK PH75/DN(PH74/CN)レビュー

ECOモードに切り替わると、キーボード上部の左側にあるECOランプが点灯します。
ECOモードを終了するには、先ほどのECOボタンを押してECOモードから離脱します。

富士通LIFEBOOK PH75/DN(PH74/CN)モバイルマルチベイ

このLIFEBOOK PH75/DNでは、目的に合わせて装備を変更できるモバイル・マルチベイ構造が採用されています。裏面にある留め具をずらすだけで、簡単に取り外すことができます。

装着できるのは、
1)多彩なDVD メディアを利用できる「スーパーマルチドライブ」(標準添付)
2)長時間駆動を実現する「増設用内蔵バッテリユニット」(オプション)
3)外出先や家の壁に大画面で映像を映し出せる「モバイルプロジェクターユニット」(オプション)
4)軽量化を実現する「モバイル・マルチベイ用カバー」(オプション)
の4つです。

スーパーマルチドライブ

これは、標準で装備されるスーパーマルチドライブ。

増設用内蔵バッテリユニット

これは、増設用内蔵バッテリユニット。バッテリ駆動時間を延ばしたいときに使用します。

富士通モバイル・マルチベイ用カバー

これはモバイル・マルチベイ用カバー。とにかく軽量化を図りたいときに使用します。

重量

モバイル・マルチベイ用カバーを装着したときの重量は1206g。

重さ

スーパーマルチドライブを装着したときの重量は1323g。

富士通LIFEBOOK PH75/DN(PH74/CN)重量

増設用内蔵バッテリユニットを装着したときの重量は1421g。
どのユニットを装着するかによって重量が異なるので、用途に応じて使い分けるといいでしょう。

あと、LIFEBOOK PH75/DNでは、モバイル利用に配慮した堅牢設計を採用しています。天板からの約200kgf全面加圧試験やPC電源オフ時の落下試験などを実施することで、その堅牢性が検証されています。なので、外出先でも安心して使うことができます。

また高速モバイル通信可能なWiMAXも標準で装備しており、簡単にモバイル環境を構築できます。ただし、WiMAXを使用するには、別途契約が必要です。

富士通LIFEBOOK PH75/DN(PH74/CN)エクスペリエンスインデックス

Windowsエクスペリエンスインデックスの値でLIFEBOOK PH75/DNのパフォーマンスをチェックしてみました。

CPUは第2世代Core i5プロセッサを搭載しているため、7.1と高い数値を記録。メモリは8GBを搭載しており7.5と最高スコアを記録しています。しかしグラフィックはチップセット内蔵タイプのインテルHDグラフィックスのため6.2と他の値に比べて低くなっています。ストレージには高速アクセス可能なSSDが採用されているため7.0と高い数値を記録しています。

グラフィックスの値が相対的に低めなので、3Dゲームや動画の編集など、ヘビーなグラフィック処理を行う場合にはちょっときつかもしれませんが、12.1インチノートでそれほどへビューな作業を行うことはほとんどないはずなので、グラフィック性能が問題となる場面はあまりないと思います。ちなみにYoutubeでハイビジョン映像を全画面で再生してみましたが、ほとんどコマ落ちなく再生できました。

プロセッサ、メモリ、ストレージの数値が高めのため、モバイルノートらしからぬ高い基本性能を発揮できるでしょう。パフォーマンスの面でイライラさせられるシーンは少なそうです。実際操作しているときにストレスを感じることはあまりありませんでした。すごくキビキビ動いてくれます。

まとめ

LIFEBOOK PH75/DNのプラスだと思う点、マイナスだと思う点をまとめると次の通りです。

プラスだと思う点

  • 約1.3kgと軽量なためどこへでも気軽に持ち運べる
  • 堅牢設計により、外出先でも安心して使える
  • モバイルノートらしからぬ高い基本性能を発揮
  • モバイル・マルチベイ構造の採用により、ニーズに合わせた構成が可能

マイナスだと思う点

  • ちょっと分厚さを感じるデザイン

このように、LIFEBOOK PH75/DNは、コンパクトな筐体+高性能+堅牢な設計+長時間バッテリ駆動を実現した使い勝手のいいモバイルノートだと思います。外出先でもバリバリ作業したいヘビーユーザーにお勧めです。

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