富士通LIFEBOOK WA1/D1 WAB/D1レビュー

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ここでは、富士通LIFEBOOK WA1/D1・WAB/D1について詳しく解説しています。
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富士通LIFEBOOK WA1/D1・WAB/D1レビュー

LIFEBOOK WA1/D1・WAB/D1は2019年2月に登場したモデル。15.6インチ液晶を搭載したホームノートPC WAシリーズに属しています。


LIFEBOOK WA1/D1・WAB/D1のボディは共通ですが、WA1/D1はインテルプロセッサを、WAB/D1はAMDプロセッサを搭載しているという違いがあります。

主な特徴は次のとおり。

・15.6インチ液晶を搭載
・コストパフォーマンス重視のエントリータイプpc
・インテルCeleron/第7世代Core i7の中から選択可能(WA1/D1)
・AMD Ryzen 3/7の中から選択可能(WAB/D1)
・ブルーレイドライブを選択可能


ここでは、LIFEBOOK WA1/D1・WAB/D1の特徴・スペック・使い勝手等についてチェックします(掲載している写真はLIFEBOOK WA1/D1です)。

*富士通 Webサイトの製品ページを確認する
WA1/D1 icon/WAB/D1 icon

目次

1)エントリータイプのA4サイズノートPC
2)パフォーマンスをチェック
3)15インチ搭載ノートPC
4)ONKYO製スピーカー搭載
5)各パーツをチェック
6)同梱物をチェック
7)まとめ

1)エントリータイプのA4サイズノートPC

LIFEBOOK WA1/D1・WAB/D1は、コストパフォーマンスを重視したエントリータイプのノートPCです。

パフォーマンスを重視しているのであれば、上位モデルのLIFEBOOK WA3/D1・WA2/D1がオススメです。

参考→LIFEBOOK WA3/D1・WA2/D1レビュー

LIFEBOOK WA1/D1・WAB/D1の主なスペックは次のとおり。

モデル
WA1/D1
WAB/D1
カラー
シャイニーブラック/プレミアムホワイト
シャイニーブラック
液晶
15.6型ワイド スーパーファイン液晶
最大解像度
1366×768ドット
1366×768ドット/
1920×1080ドット
CPU
インテル Celeronプロセッサー 3865U(2コア/2スレッド、1.80GHz)/
インテル Core i7-7700HQ プロセッサー(4コア / 8スレッド、2.80GHz-3.80GHz)
AMD Ryzen 3 2300U APU + Radeon Vega 6 グラフィックス(4コア / 4スレッド、2.0GHz-3.4GHz)
AMD Ryzen 7 2700U APU + Radeon RX Vega 10 グラフィックス(4コア / 8スレッド、2.2GHz-3.8GHz)
メモリ
4GB(4GB×1)/8GB(4GB×2)
HDD
約256GB SSD/
約500GB HDD(Serial ATA、5,400回転/分)/
約1TB HDD(Serial ATA、5,400回転/分)
グラフィックス
CPU内蔵
(Intel HD Graphics)
APUに内蔵
(Radeon Vegaグラフィクス)
光学ドライブ
スーパーマルチドライブ/
BDXL対応Blu-ray Discドライブ(スーパーマルチドライブ機能対応)
端子類
USB3.1(Gen1)Type-C×1(左側面×1)、USB3.0 Type-A×2(左側面×2(うち1ポートは電源オフUSB充電機能付))、USB2.0 Type-A×1(右側面×1)、HDMI出力端子、LAN端子、SDカードリーダー


(*WA1/D1(Core i7)選択時のみ、USB3.1(Gen1)Type-Cの代わりにUSB3.1(Gen2)Type-C×1を搭載)
外形寸法
(幅×奥行×高さ)
378×256×24.7〜26.4mm
重量
約2.3kg
直販サイト

プロセッサはWA1/D1がインテルCeleron/第7世代Core i7プロセッサ、WAB/D1がAMD Ryzen 3/7プロセッサ搭載モデルを選べます。

メモリは4GB/8GBから選択可能。

4GBのメモリだと、負荷のかかるタスクを実行するときに、処理にもたつく場合があります。

Web閲覧/メール/動画再生といった比較的負荷の軽いタスクをメインで行い、価格を重視したいというのであれば4GBメモリ搭載モデルでもOKだと思いますが、余裕のあるパフォーマンスを確保したいのであれば、8GBのメモリを積むことをオススメします。

・4GB
・8GB→おすすめ

ストレージは、HDDに加えて、高速アクセス可能なSSDも選択できます。

できれば、SSD搭載モデルを選択した方が、起動が速くなる/データアクセス速度が向上する、というメリットを享受できるのでオススメです。

ただし、最大でも256GBの容量しか選べないので、容量の多さを重視するのであれば、1TB HDD搭載モデルが選択肢となります。

・約256GB SSD→速度重視の人におすすめ
・約500GB HDD(Serial ATA、5,400回転/分)
・約1TB HDD(Serial ATA、5,400回転/分)

グラフィックスはCPU内蔵タイプのみを選択できます。

また光学ドライブはスーパーマルチドライブに加えて、ブルーレイドライブも選択可能。ブルーレイの綺麗な映像を楽しむことができます。

搭載している端子類は、USB 3.1 Type-C×1、USB3.0×2、USB2.0×1、HDMI出力端子、LAN端子、SDカードリーダーです。

液晶パネルは15.6インチ。WA1/D1では1366×768ドットのパネルしか選べませんが、WAB/D1では、フルHD(1920×1080)ドットパネルを選択できます。

15.6インチの大きさがあれば、フルHDで100%表示しても小さく過ぎて見づらいということはないと思うので、広い表示領域を確保して作業効率をアップさせたい場合には、WAB/D1がオススメです。

またカラーリングは、両モデルともシャイニーブラックを選べますが、プレミアムホワイトはWA1/D1のみで利用可能です。

2)パフォーマンスをチェック

LIFEBOOK WA1/D1のパフォーマンスをチェックしてみました。レビュー機のスペックは次のとおり。


CPU: Intel Core i7-7700HQ (4コア/8スレッド/2.80〜3.80GHz)
メモリ:8GB (4GB×2) [デュアルチャネル対応]
ストレージ:約256GB SSD
グラフィックス:インテルHD 630グラフィックス(CPU内蔵)


CPUの性能をチェックするCINEBENCHベンチマークのスコア。

CPU:670cb→600点台を記録。エントリータイプのノートPCとしては十分なレベルの性能を発揮できます。


ストレージの性能をチェックするCrystalDiskMarkベンチマークのスコア。

レビュー機は、 SSDを搭載しており、連続読み取りで558.1MB/秒のスコアを記録。ノートPCに搭載されることの多い7200 rpmのHDDのスコアが約200MB/秒ですから、約2.5倍の読み取り速度を実現しています。


負荷が軽めのゲーム「ドラゴンクエストX」のベンチマークソフトを実行してみました。スコアは次のとおり。

画質
解像度
スコア
評価
標準品質
1280×720
8189
とても快適
最高品質
1280×720
7057
とても快適

負荷が軽めのゲームであれば、解像度を抑えめにすれば快適に楽しめるという結果が出ています。


負荷が中程度のゲーム「ファイナルファンタジー14 紅蓮のリベレータ」のベンチマークソフトの結果は次のとおり。

画質
解像度
スコア
評価
標準品質
(ノートPC)
1920×1080
2339

普通

起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップ画面が表示されるまでの時間)を計測してみました。

1回目:11.54秒/2回目:11.24秒/3回目:11.66秒

12秒程度で起動できます。これぐらいの速さで起動するのであれば、それほど待たされる感じもなく使い始めることができます。

3)15インチ搭載ノートPC


LIFEBOOK WA1/D1・WAB/D1 は15.6インチ液晶搭載のA4サイズノートPCです。

画面が大きい分、持ち運ぶのには向いていません。通常は据え置きタイプとして使用し、必要に応じて家の中を移動して使う、と利用方法になると思います。


B5サイズのノートと比較するとこんな感じ。


15インチノートPCとしては標準的な大きさです。


こうして持ってみると、LIFEBOOK WA1/D1の大きさがよくわかると思います。


27インチ液晶モニタの横に置いたところ。


厚みは24.7〜26.4mm。


結構分厚いです。


液晶を開いたところ。


液晶はここまで傾けることができます。


重量は約2.181kg。一般的なA4サイズノートPCと同じくらいの重さですね。


重さがあるので、片手で持つと、結構ずしっときます。


ただ、脇に抱えて持ってしまえば、それほど重さは感じません。


ちょっとの距離を移動するぐらいであれば、支障なく持ち運べると思います。


LIFEBOOK WA1/D1の天板部分は光沢加工が施されています。


光が当たったときの反射が綺麗です。

レビュー機はシャイニーブラックのカラーリング。LIFEBOOK WA1/D1では、シャイニーブラック/プレミアムホワイトの2つのカラーリングを選択できますが、WAB/D1ではシャイニーブラックしか選択できません。


キーボードおよび周辺部はブラックを基調としたデザインを採用。天板と同じカラーリングなので統一感があります。

ちなみにプレミアムホワイトの場合、キーボードおよび周辺部はホワイトです。


液晶の外枠(ベゼル)は広め。


スリムベゼルのLIFEBOOK WA3/D1と比較してみました。右がWA1/D1。これだけ外枠の幅が異なるため、WA3/D1の方がボディもコンパクトです。


液晶を開くと、液晶下部が机に接地して、ボディを支えます。


少しキーボードに傾斜ができますが、打ちやすさにはそんなには影響しません。

4)ONKYO製スピーカー搭載


LIFEBOOK WA1/D1はキーボード上部の左右にスピーカーを配置。ONKYO製スピーカーを搭載しています。


この位置にスピーカーがあると、手で音が遮られることがありません。


音楽を聴いてみたところ、ちょっとこもった感じはしますが、全体的なバランスはそれほど悪くないですね。個人的には、エントリタイプのノートPCとしては、及第点レベルの音質だと思います。

5)各パーツをチェック

各パーツをチェックしてみましょう。


15.6インチパネルを搭載。タッチパネルは選択できません。


光沢パネルを採用。非光沢パネルに比べて、色を鮮やかに表現できますが、照明などの映り込みが発生するため、適宜角度の調整が必要です。


液晶の表示はちょっと淡い感じで、少し青が強く出ています。おそらくは、TNパネルを搭載していると思われます。TNパネルはコストが安いのですが、視野角が狭く、表示がちょっと淡い感じになります。

表示の綺麗なIPSパネルと比べると、その差は歴然としているため、液晶表示にこだわるのであれば、IPSパネル搭載の上位モデルLIFEBOOK WA3/D1・WA2/D1がオススメです。


ただし、視野角が狭いとはいっても、正面から見る分には特に問題はありません。多少左右の斜め方向からでも、はっきりと表示を確認できます。

しっかり液晶の位置と角度を調整すれば、すごく見づらいということありません。あくまでIPSパネルと比較したときに差を感じるということなので、ずっとWA1/D1のパネルだけを見ている分には、そんなに不満は感じないと思います。



モデル
WA1/D1
WAB/D1
最大解像度
1366×768ドット
1366×768ドット/
1920×1080ドット

LIFEBOOK WA1/D1とWAB/D1では、選択できるパネルに違いがあります。

LIFEBOOK WA1/D1では、1366×768ドットのパネルしか選べませんが、LIFEBOOK WAB/D1では、1366×768ドットに加えて、1920×1080ドットのパネルを選択できます。

1920×1080ドットの方が解像度が高いため、精細感の高い表示が可能。さらに表示領域も広くなります。15.6インチパネルという大きめの液晶を搭載しているため、1920×1080ドットの解像度に設定した場合、100%表示でも、文字が小さすぎて見づらいということはないと思います。


前述したようにLIFEBOOK WA1/D1では1366×768ドットのパネルのみを選択可能。


解像度が高くないため、表示領域はそれほど広くありません(上の画像は、1366×768ドットでのデスクトップ画面)。複数のウィンドウを並べて表示するのはちょっと難しいです。


液晶の上部にWebカメラを配置しています。


キーボード。


個々のキーが独立したセパレートタイプを採用。特に小さなキー、変則的な配置はありません。


テンキーを搭載しています。頻繁に利用するEnterキーが大きめなので打ちやすいですね。


キートップがわずかに凹形状になっているため、指の収まりが良く、打ちやすいですね。


キーストロークは約2.5mmとなっており、ノートPCとしては深めです。


打鍵感はやわらかめ。ちょっとふにゃふにゃする感じがしますが、押し心地は悪くありません


キーピッチは約18.4mm。


ノートPCとしては十分なキーピッチを確保。窮屈な感じはありません。

打鍵音は小さめ。 あまりカチャカチャという音がしません。キーの端のほうを押しただけでもしっかり反応してくれるので、ストレスが少ないですね。

キーボードに関する満足度は高いです。

あと、変換性能にすぐれた日本語入力システム「ATOK」を採用しています。「ATOK」は、Windowsに標準で入っている入力システムよりも、変換精度が高いので、ぼくもATOKを愛用しています。


タッチパッドは、クリックボタンが物理的に別になったタイプを採用。クリックボタンが一体となったタイプに比べて、押しやすい、押したときの感触が心地いい、反応がいいので、個人的にはこちらのタイプの方が好みですね。


タッチパッドの表面はつるつるしており、滑りがいいです。


反応は良好。思ったところにポインタをピタッと移動できます。

クリックボタンの押し込み幅はそれほど深くありません。押した感触はちょっと固め。反応はいいですが、ちょっとクリック音が大きめです。


キーボード右上に電源ボタンを配置。電源がオンになると、ボタンのランプが点灯します。


左側面部。


写真左(本体奥側)から順に、LANコネクタ、排気孔、


HDMI出力端子、USB3.1 Type-C コネクタ、USB3.0 Type-A コネクタ、USB3.0 Type-A コネクタ(電源オフUSB充電機能対応)、マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子が配置されています。


左側面部のすべての端子にケーブル/デバイスを接続したところ。手前側に端子類が集中しているのがわかります。


右側面部。


写真左(本体手前側)から順に、ダイレクト・メモリースロット、 USB2.0 Type-A コネクタ、


光学ドライブ、電源コネクタ、盗難防止用ロック取り付け穴が配置されています。


光学ドライブのトレイを引き出したところ。


電源ケーブルの接続端子には、L型コネクタを採用。


電源ケーブルを接続するときのスペースが少なくて済むので、ケーブルが邪魔になりにくいです。


カードスロットにSDカードを差し込んだところ。一番奥まで挿しても、これだけカードがはみ出るので、カードを装着した状態で本体を動かす場合には、カードを落としたり、ひっかけたりしないよう注意が必要です。


左右のすべての端子にケーブル/デバイスを接続したところ。


HDMI端子経由で4Kテレビに接続しました。問題なく4K(3840×2160ドット)の解像度で外部出力できました。


背面部に端子類は配置されていません。


前面部。


左側にステータスランプが配置されています。


底面部。


ネジを1つ外せば、上部にあるメモリカバーを取り外すことができます。

メモリスロットが2基搭載されているのがわかります。簡単にメモリの増設作業を行うことが可能です。

同梱物をチェック


同梱されるACアダプタと電源ケーブルをチェックします。


ACアダプタはコンパクトなつくりになっており、手の平に収まる大きさです。


この大きさであれば、持ち運びしやすいと思います。


電源ケーブルとACアダプタを合わせた重量は290g。

まとめ



以上、LIFEBOOK WA1/D1・WAB/D1について解説しました。特徴をまとめると次のようになります。

・15.6インチ液晶を搭載
・インテルCeleron/第7世代Core i7の中から選択可能(WA1/D1)
・AMD Ryzen 3/7の中から選択可能(WAB/D1)
・ブルーレイドライブを選択可能


IFEBOOK WA1/D1・WAB/D1はコストパフォーマンス重視のエントリータイプPCとして位置づけられています。ちょっと大きめの液晶を搭載したノートPCを探しているが、性能よりも価格面を重視したい人にオススメです。

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